新年の誓い

立ち読みした占い本によると今年は「健康維持に努めよ」という運勢なのと、昨年太ったことも手伝って(私の職業は忙しければ忙しいほど一歩も動かないデスクワークなので)、運動とダイエットを肝に命じました。去年も同じことを肝に命じてヨガに行ったのですがね。今私は、タイツを二重履きすると苦しくて気絶するぐらいに太っています。もっと大きなサイズのタイツ買えば済むという話ですが、その辺はケチってしまう... そんな折、近所の人が新しくできた「マドンナのジム」に嬉々として通い出し、つられて私も同じジムの会員となりました。ウチはゲイ地区にあるのでマドンナ好きが多いのです。 ジムの名前は「HARD CANDY」。中はマドンナ(の写真)で溢れていますが、音楽は普通にいろんな人の曲がかかってます。マドンナが経営している?プロデュースしている?一体何を彼女が手がけているのかは判りかねますが、新しくできたばかりで綺麗なのと、混んでいないのが利点。しかしその分出て行くものも出て行くわけで… なんだか私はマドンナに搾り取られている形です。 しかし初回の無料の体力測定では脂肪率がとんでもなく高いことが判明。「あなたの年齢ならこれぐらいのことをしなければダメだ」というキツイ言葉もマドンナ(齢56)のジムなら説得力があるというもの。壁の写真のマドンナの体の線を目の当たりにし「彼女のようになりたい!」と切望してしまう。嗚呼私は魔法をかけられている!!呪縛にかかっている!パーソナルトレーニングの購入を持ちかけられ、「がんばるんだ!」と迫られている! ジムまで徒歩でいけるのですが、会員費にお金を注ぎ込んでしまったため、運動した後の空腹に耐えられずいつもなら買い食いするのですが、「ダメだ!お金をこれ以上使ってはいけない!」と別の角度から自制がかかり素通りで帰宅。これもマドンナ効果なのでしょうか… 来月彼女が本当にこのジムに来て一緒にワークアウトしてくれるらしい。アタシも当日ジムに行ってもいいのかなぁ。それともやっぱり選ばれた人しか行けないのだろうか。 私は泳がないからどーでもいいけど、このジムにはプールがない。サウナとスチームバスはあるけど。初日は寒波が襲ってるからまずはサウナで温まってきた。運動はこれから... あとカナダには今のところここしかないから引越すると年間メンバーシップが無駄になる。

電子書籍の厄難その2

木曜日の夜から何やら急ぎの仕事のメールが飛び込んできて、週末徹夜をしたらさすがにそういう無茶は堪えた。自分へのご褒美に、ショボショボの目でアマゾン・ジャパンで日本語電子書籍を買おうとしたら今までワンクリックで買えていたのに買えない。カスタマーサービスの人にチャットで事情説明すると、海外居住者で海外発行のクレジットカードで決済する人には「ご利用いただけません」と… ふうん… 海外発行カードで印刷版の書籍はさっき買って実家に送りつけたのにな...と腹立たしい。でも、それならアマゾン・ジャパンのギフトカードを自分で自分に買えば日本円での買い物になる!いいこと思いついた!やるな自分! 「自分へ。頑張ってね」 とメッセージも入れて1000円分購入。そしてそれをアマゾンのアカウントに繋げて… いろいろ試行錯誤したけど使えなかった。キィー! しかし朗報。FBに書き込んでおくと連絡してくださる親切な方々がいるものなのです。島根県情報のときもそうだった。同じ問題が起こったという海外在住日本人から裏技を教えてもらった。日本にいる妹に私のアマゾン・アカウントにログインしてもらい、フツーに海外発行カードで買えた!そしてその後、自分でログインしてもう一冊別の本を買えた! 欲しいものは買えた… アマゾン・ジャパンに立腹しているのに、ギフトカードを含め散財したのが悔しい。。しかしこれはアマゾンだけの問題じゃない。 英語のような言語の書籍なら、世界のあちこちからダウンロードで買われると困るのは分かる。たとえば、アメリカやカナダなんかと、インドとではまったく同じ英語書籍の価格に大きな差があるのは理解できる。しかし日本語。日本列島以外に日本語が公用語だったり日本語話者がやたらと多い国があろうか(いやない)。日本国外にいて日本の電子書籍が買いたいのは、日本語書物を渇望する海外在住日本人か、日本語学習者ぐらいなもの。出版業界が落ち込んでいるのなら大切にすべき筋の上客じゃないか! じゃ、出版社が違法コピーや海賊版を恐れているとしよう。それは正規価格が高ければ高いほど、危険を冒してでも海賊版ビジネスをやる価値があるということ。だったら「古本ビジネス」があり得ない電子書籍の価格を違法コピーするのが馬鹿馬鹿しいぐらいに下げればいいのに!と素人の私は思う。 前回の honto と揉めた一件で少し賢くなった私は、アマゾンの人に「どうせ使用権だけを売っているんですから海外の人への敷居は取り払ってくださいって、会社にちゃんと言っておいてくださいよ」的なことを言った(もっと丁寧な言い方を実際はした)。 この話を本日まとめて教授に報告したら「日本のIPアドレスがあればいいってことだな。とってあげようか」と。いいことゆーね。やってやって! 「でもこういう話で髪の毛逆立ててるのが面白いから、このままでいこう」 だと。

ROBUST

ハイテク業界に限ったわけではないと思うけど、流行っていてやたらと使われてるけど嫌いな単語や言い回しがたくさんあります。そんな言葉を無節操に使う人たちが苦手だし、そんなものを訳さなければならない翻訳者は振り回されます。今一番嫌いなのはRobust。コンピューター用語(?)としては「例外的、想定外、稀な状態にでも対応できます。モレは少ないです」というような意味。「堅牢な」とか「ロバスト」と和訳されることが多くて、時間制限もある中そうとしか訳せないこともあるけど… そんな訳語も場違いに使われたりすると困りもの。形容詞なんだから名詞との相性の問題があるし... それしか訳語をあててはいけないはずもなく... ワインの能書きにもRobustはつきものです。こちらは「フルボディ」「濃厚」みたいな意味合いですが、要は「ほのかさや繊細さがない」ということです。ここで私は妙に納得。そう、Robustを多用する人々の言葉遣いに「ほのかさや繊細さ」が欠如しているのです。そーかー、君たちがrobustな人たちなんだね!! ついでに言ってしまいましょう。 よく仕事のプレゼンなどで「At the end of the day」が連発されるのを耳にしますが、これも大嫌いな句のひとつ。レ・ミゼラブルの歌じゃないですよ!「At the end of the day」を耳にすると腹が立ち、胡散臭く聞こえる」と友達に告白したら「ミィー・トゥー」と即答が返ってきた。類は友を呼ぶとはこのこと。 でも、こんなふうに感じているのは私たちだけではない! http://www.urbandictionary.com/define.php?term=at%20the%20end%20of%20the%20day 「知性に欠け、大して言うべきこともない人たち」などと書いてあります。

二日目

やっとクラフトショーが終わりました。蓋を開けてみたら案外売れました。でも労力とか材料費の面から考えると最低賃金にすらならないので、好きだからこそできることですね。去年と比べると来客数は激減だったそうですが、今年初めて参加なので、「あらそうなの?」と他人事でした。 去年作ったコレの最後の一本を見つけ出して速攻買いしてくれた中国人の女の子がいました。一日目のことですが。右側の紺色のほう。ギュっと握り締めて「This is mine」と言っている姿が可愛かったです。いろんな糸で作りましたけどね、アルパカシルクの超極細との相性が一番でした。 一日目にカナダ人の友達がダウンタウンからわざわざ来てくれて、サンフランシスコで繋げたTWJKのコレとクッションカバーを買ってくれました。とても嬉しい。 一日目が終わって帰宅すると何やら悲壮感を帯びた仕事メールが。二日目が終わって帰宅すると悲壮度が倍増したメールがいくつも。只今徹夜中。徹夜したからって効率よく仕事できるわけじゃないけど。今やらなければ明日にもメールが来そう。嗚呼…嗚呼…

一日目

今日はマーカムでクラフトフェアに出店していました。明日もですが。明日は午後3時まで。 自分のブースの写真撮ったつもりだったけど、AKAI CERAMIC STUDIO の部分しか撮ってなかった... ニットも思っていたより売れました。作るのに精一杯で、袋もないし、ディスプレイもクリーニング屋みたいなことになっているのですが。ちゃんとディスプレイしないと買い物する人の気分が盛り上がらないだろうなと反省中。高級な糸を使っているんだから、能書きはつけたほうがいいよ、ともアドバイスを受けた。やっぱりそう...だよね。そんな中からでも買ってくれる人たちがいたのですよ。感謝! TJWK のものもいくつか売れました! ついでにハンドメイドものを扱うお店の人にスカウトされました。割と近い店だし、売れ残ったものでいいんならどうぞどうぞ、という感じです。これを本業にやっているなら二の足踏んで悩む点もあるのですが、趣味でやっているだけなのでトライしてみてもいいかなというかんじ。 家に帰ってきてメール開いたら本業のメールがいっぱい。遊びでやっている仕事だと何事も軽い気持ちで対応できるけど、本業だとそうもいきません。明日店番しながら翻訳しよっかな...今日はモチーフ編ながら店番してた...

違うのよ、私は

いやぁ年末って感じ。12月初旬から日本に行くから実質11月末までというせいもある。 私はカナダに住んでいるくせに米国テクノロジー企業と仕事している。今年のアメリカはやっぱりテクノロジーバブルだったかもしれない。だから長年私を雇ってくれている会社以外にも新しいクライアントがいくつか現れた。私を雇うぐらいだから日本市場を狙う米国企業か、米国市場に参入する日本企業のどちらかなんだけど。どのクライアント企業も今年はかなりの繁盛振りのように外からは見える。 驚くのは行動の速さ。時機って大切なんだなって。だから私もスタンバっているときはブログったりコンピューターの前で編物したりしてるけど、ピコーンとメールが入ったら速攻で読んで返事する。恋愛初期に気になる人からやってきたメールに飛びつくのと同じぐらいの勢いで。依頼者はスマホとタブレットでバケツリレーみたいにポイポイ仕事を回してきて、私がバケツの水で湯を沸かして温まったら返す、みたいな。このバケツリレーで貯めたお金で島根に行くわけですね。いろんな方から島根情報をいただきましたよ。楽しみで仕方ありません。 この間、貸事務所で金曜の夜遅く仕事していたら、ほかのテナントたちから「お酒持ち込んできてるから一緒に飲まない?」と誘われた。カナダの会社や人とはあまり仕事してないからなと交わることにしたけど、フランスから来たフランス人、フランス領カリブのマルティニーク島の人、ソマリアには住んだことないソマリア人両親から生まれたカナダ国籍のソマリア人... と「ビーバーやトナカイが似合うね」というタイプのカナダ人がいなかった。いろんなおしゃべりをしたけど、中国の話になり、フランス人が無意識に私のほうを向いて同意や意見を求めるかのように話しかけてくる。「どう返事したらいいものやら」と思っていたら、周囲が「彼女は中国人じゃないよ!日本人!(お前は)レーシストー!!」とチャチャを入れてくれた。「レーシスト」というのはただの冗談なんだけど。この話をフィンランド人の友人にしたら「スウェーデンやデンマークのことをよく質問されるんだよね…知らないことが多いから困る。フィンランド人だからと訂正してもすぐ忘れられる」と言っていた。実際、友人のワタシですら記憶が曖昧になり「スィーランド」という言葉を造ってしまった。「スカンジナビアの国ってさ、スゴイらしいね… スィーランドとかさ」と話しかけてごまかすのに使う。ま、もともと大した話はしていないので... 別に「微妙な違いを理解してほしい」なんて願ってないですよ。私自身がいちいち他人の微妙な事情とか違いを理解できないから。話を聞いてみたところで「へえ…」と思うだけで体得はできないし忘れるし。それに「日本人だからわからないけど、アジア人っていうくくりで予想すれば…」と相手に言えば済むことで、向こうにしてみれば何かの共通項を探し求めているだけだし。 その一方で「カナダ歴が短いからまだわからないでしょ」と言われたりする。こういう発言のほうがむかつくな。

今週の木&金

週末は木&金のイベントの下見と搬入をしていました。慣れていないのでそれだけで疲れました。 トロント市内からだと、Major Mackengie で降りて東に向かい、Warden の後の印象薄めの道が Glenbourne です。いろいろ道路工事中なので Major Mackengie から来てください。 11/21 (TH) 10am-7pm & 11/22 (FRI) 10am-3pm 31 Glenbourne Park Drive, Markham (North of 16th & Warden) TJWK のものも売っているけど、実は自分が一年間編ためたニットも売っています。これとかあれとか。ディスプレイがきれいにできてないので写真でお知らせ。 AKAI STUDIO CERAMIC も一緒にやってます。素敵ですよ! 遊びに来てね。ダウンタウンからは遠いけど。

SILK ROAD

先週、近頃サンフランシスコで逮捕があったシルクロードの話を家でしていました。麻薬などの売買がビットコインで足跡を付けずにできるというサイトの話。教授からあのサイトのしくみを教わっていたのでした。 「シルクロードってのがアジアかどっかに昔あったらしいんだけど…」という発言に私はむしろ驚きまして、「ええ!本家のシルクロード知らないの?」ということに… シルクロードと聞いただけでキタロウのシンセサイザーのあの曲が頭の中をグルグル駆け巡るのはやはり日本人だから?(また昭和な発言でしょうか?)楼蘭の美女とか知らないんだよね。でもカナダ人だから、写真見ただけでヘラジカ、トナカイ、エルク、ムース、バッファローだなんて、鹿の仲間みたいな四足動物は見分けることができます。私には何がなんだかよくわかりません。 常識って案外地域に根ざしたものなのだということを改めて感じた今日この頃でした。

Nuit Blanche Toronto 2013

土曜日の日没から日曜の夜明けまで Nuit Blanche でした。玉石混淆ぶりがよく、無料だし毎年それなりに楽しんでいるのですが、午前1時2時ともなるとただの酔っ払いが雄叫びをあげそぞろ歩いているだけのような雰囲気もあり。ハロウィーンを先取りしコスチュームを着て練り歩いている人もいてサービス精神旺盛。 大きなプロジェクターにライブで刺繍しているところを見せるアート。私は毎日こんなことをして家で独り遊んでいるので珍しくもなんともないアートですが、世間一般が「無駄」と思っていることを物々しくやる、というのが「無料パブリックアート」の醍醐味でしょう。 これは絶滅してしまった動物の被りモノをしている人たち。特に何もせず舞台の上で読書したり、紙飛行機を作って飛ばしてきたり。ここまでは多忙な教授も付き合ってくれました。ここから先は独りで回りました。 椅子でできたイグルー(?)これ日本人の川俣正の作品。 アイウェイウェイの自転車。先ほどの椅子と比べると「ちらし寿司とにぎり」ぐらいの違いがありますかね。 2台の車が8の字をぶつからずに描きながら自動運転しているアート。私の隣にいた若い子が「ぶつからないとつまらない!これってトヨタかなんかのマーケティング・キャンペーンじゃないの!?」と叫んでいました。走っていた車はトヨタ車ではなかったと思うけど、トヨタ車に対し20代前半の北米の若者が持つイメージが発露された瞬間でした。 さらにその前のコンクリートの壁にはドイツの詩「The rose is without why. It blooms because it blooms. It cares not for itself, asks not if it is seen.」が蛍光灯で書かれていました。これも若者たちが「意味ワカンネー。多分、The rose doesn’t give a shit. ってことだよね」と話し合っていました。ま、そういうことですよね。正解だと思います。ありがとうございます。 パブリックアートとは鑑賞者の本音を大声でその場で叫ぶことができるものなのだと感じた一夜でした。

BAR RAIL

ようやく落ち着いてきたわーん! 明日からマドリード。「スリが多いから気をつけろ」と忠告する人が後を絶たないし、実際に被害にあった人の話を聞くと手口は巧妙そう。電車の切符も今日やっと予約した。どの電車に乗るか迷ったけど、結局一番暑そうな時間帯に電車の中にいるようにしようと思って、友人お勧めの「AVE」を初体験する予定。スペインの美味しいものを色々食べたい。 先日バーにて知らない言葉を学んだ。 「BAR RAIL」は本来はバーカウンターのことを指すけど、口語的にバーに必須のウォッカ、ジンなどのスピリッツやウィスキーなどの基本中の基本の飲み物を指す。Rail drink などとも言う。 基本はビールバーである Thirsty and Miserable というバーに行ったら、壁に「We have overpriced and ungarnished BAR RAIL」と書いてあった。要は、ビールが専門で申し訳程度に「ウォッカなんかもあるけど、値段は高いし、レモンもライムもなし」というイヤイヤながらも商売上一応出せるという但書きであった。英語では「ungarnished」と書いてあるだけだったので、「どれぐらい何も付いてこないのか」について質問したら、レモン、ライムはもちろんのこと、飾り塩もなく、氷さえも最低限しか入れない、と言っていた。 この店の値段は税込なので他より安い。しかしバーテンダーのお兄さんの暗算力が怪しい。私たち2人分のビール代も「二人合わせて $13.25… かな」と自信がないため小声になる。しかし彼はパンクロックのバンドマンであるらしい。暗算に弱いパンクロッカー。私はこういう店大好きです。店は汚め。 夏の間、近所にあるチャーチ・ストリートは車道の一部を閉鎖して、レストランやカフェがパティオ代わりに店を道に張り出している。人出が多い通りなので、Bloor から Carlton ぐらいまではいつも夜間車両通行止めにすればいいのにと思う。モントリオールのゲイ地区はこの夏歩行者天国になっていて歩いていても楽しかったし。 ゲイ地区らしくピンクでペイントされていてワイワイと人で賑わっているけど、私はこの岩に驚いた。 「こんなところに岩?」と教授に尋ねると、「道に張り出しているパティオに車がぶつからないようにという安全対策だよ。車が突っ込んできてもまずはこの岩にぶつかって車が大破。賢いね」って。 でも岩にぶつからないように反射鏡付きオレンジ色のポールも立っている...