Justin Bieber: Never say Never

http://www.imdb.com/title/tt1702443/ IMDB で星一個だけど。 去年のクリスマスにジャスティン・ビーバーが Home for Holidays コンサートのためトロントに来ているとき、会場近くで仕事している(ちょっと年配の)近所の人が「なんなの?なんなの?なんで女の子たちがあんなに飛び跳ねてるの?」と不思議がっていたので、「ビーバーファンだよ。」と教えてあげました。その後テレビでそのコンサートを中継していたので、何気に見ていたら、ステージに呼ばれた女の子が感動のあまり、オシッコちびりそうになるくらいになって、狂喜の涙を流しつつも、「一緒に歌おう」とジャスティンに誘われてラップしているのを見て、ちょっと感動。 そんなわけで、見てしまいました。Never Say Never。 それが、予想を裏切ってよかったのですわ。追っかけしている女の子たちに自分を重ねて、泣けた!!「毎日9割ぐらいはジャスティンのこと考えてる」っていうんだもん!!!私は追っかけするタイプじゃないですけどね。あんなに燃えることができるなんてすごくいいわー。 ジャスティンのお母さんはティーンマム(10代で出産したママ)だったのね。小さな子供のときの彼のビデオがいっぱい出てきてすごくかわいいです。 ドラッグストアには、ジャスティンの香水が売っていて、彼の等身大の人型が置いてあるので、その前を通るのが私の小さな楽しみ。

Dear Zachary

http://www.imdb.com/title/tt1152758/ これも暗いけどイチオシ、ということで勧められて見ました。 暗かったけど、興味深い話でした。 結構大きなニュースだったから知っている人もいるかもしれないけど、10年以上前の話。 犯罪の被害者側が守られていないとか、両親のどっちかが精神的に狂っている(かもしれない)場合の親権争いの問題とか、カナダとアメリカの違いとか、保釈制度の問題とか、いろんなことがありまして、結局... (ネタバレになるからいいずらいですが)、弱者の保護について深く考えさせられる話です。 んー。法律や政策の勉強&仕事している人にオススメだけど、子育てして親権争っている人には超ホラーです。

Young At Heart

http://www.imdb.com/title/tt1047007/ 木曜日まで教授は出張で好きしたい放題なので、映画とか読書とか編み物とかブログとか... いつものことですが。 この映画は、知人に「是非見てね!」とイチオシされたドキュメンタリーです。劇場で予告編を見て知っていたので大体の察しはついていました。ジッチャン・バアチャンが好きな人にはとてもオススメです。 ... てね、トゲのあること言ってますけどね、実はいいドキュメンタリーでした。死期せまった(?)老人たちが、リズムがつかめない、歌詞が覚えられない、歌ってる途中で頭にモヤ発生など、数々のハンデがある中、本当に人生のギリギリまでコンサート開いて歌うのを楽しみにしている様子を追ったもので、案の定、途中で亡くなる人も何人か。だから泣かずにはいられない話なんですが。涙をぬぐってみているうちに、 アラ? っと思うことがあって。 人生の最後の最後まで生きがいがある、楽しみがある、ということってスバラシイということを見せたい映画なだけではなさげなんですよね。あくまでもその辺がメインなんですが。 老人たちがインタビューで口を揃えて同じこと言うんですよね。「アタシ/ボクが倒れて死んでも、コンサートは続けてね!あっちで見てるから。」みたいなことを... 大切なことを託し・託される関係があるってことなんですよね。そして、そういう「大切な関係」を大事にする尊い気持ちは死ぬ間際まで続くのだな、と思うとジーンときました。 私は、赤毛のアンのコスプレとかはしませんが、アレを読んで育ったので、Anne of Green Gables は映画のイントロの音楽で大粒の涙を流して見るのですが、Young at Heart もなかなか涙の量では結構イケました。(泣くとスカっとする感じの涙ね!) あと、映画の中で92歳(たぶん)のおばあちゃんが、「ワタシ、29歳。数字を逆にしてっ」みたいなギャグとばしていて、「私もこのテを使おう!」と思いましたが、実年齢でも逆さまにした年齢でもビミョウなので、80代になったら使おうと思います。

GO

窪塚洋介の出ている GO も CJS のムービーナイトで見た。えがった。 CJS のムービーナイトは来月をもって小休止。カナダの国政府による予算削減のあおりを受け、会場に使っていた National Film Board が閉鎖するからです。残念ですね。だから、これまで上映した中でもう一度上映したらいいかもねということでこれを選んだそうです。 このムービーナイトは、「日本人が観る映画」、「日本で流行った映画」、「日本で高い評価を得た映画」、「日本の文化を紹介できるような映画」という視点で選んできたそうで、日本からカナダに短期で滞在する人には「もう見たもん」というものが多いですが、日本をあまりまだ知らない人、日本に興味を持っている人には、面白いものを選んでいると思っていました。映画を観る前には、どうしてこれが流行ったのか、どうしてこの題材なのか、という説明もしてくれて、教授などは日本のいろんなことを学んだわけですね。 来月が最後なんだけど、来月の映画は Fear and Trembling. これは、アメリカでは一部の都市で劇場公開もされ(カナダでは公開されてないはず)、私も公開時に見た。日本人が観ると「え?」なのですが、外人が見るとというか、外人が感じる日本のオフィスというのがああなんだと思います(この映画の演劇効果的な部分に日本人には違和感を感じると思いますけど)。日本の職場での慣習ってやっぱり独特。逆にアメリカの職場だって日本から来た人からみたら理解に苦しむと思う。アメリカの会社で What do YOU wanna do? って上司に言われて、「オマエが何をすべきかこっちに言うんだろーが!上司のくせに!」と真顔で文句言う人は、やっぱり文化の差に悩まされているわけです。

半分処女とゼロ男

Shinsedai というトロントでやっている小さな日本のインディペンデンント映画祭に行ってきました。インディペンデントなのでどれを見ようか迷いましたが(何を基準に選べばいいかわからない)、結局曜日で決めました。でもとても面白かった。監督さんはキルビルのチャーリーブラウン役だった人。誰かと勘違いされたみたいで、上映後、この監督さんに「宣伝してくださってどうもありがとうございます」とお礼を言われました。折角なので立ち話しましたが。 「半分処女とゼロ男」の英語タイトルは「Zero Man vs. The Half Virgin」でまんま。いいですね。この映画の前に大竹まことの短編映画「Dark on Dark」という巨乳さんが出てくるやつもあわせて観ました。こちらのほうが変わりぶりは大きいので、観衆の寛容レベルを広げる効果がありました。ま、この映画祭に来る人たちは「変わりネタ」を探している人がほとんどなのでそんな必要もないかもしれませんが。 「半分処女とゼロ男」は変わっているわりに「どーしても知りたい謎」に性衝動が絡むという普遍的でフツウな人間の欲求に基づいているので、最後まで楽しく見れます。インディペンデントと聞いただけで「イヤ」という人にはそれでもダメだとは思いますけど。 トロントに来てすごいなと思うのが、こういう小さな映画祭がたくさんあって、日本の映画がたくさん観れることです。たぶん日本にいてもなかなか観られないような映画を、ただ映画が好き&日本が好き、というボランティアというか趣味で映画祭を開いてしまう人がいる、というのが多いんでしょうね。

The Amazing Spiderman

http://www.imdb.com/title/tt0948470/ カナダでは昨日7月3日が初公開。観に行きましたよん! スパイダーマンのファンじゃなくて、アンドリュー・ガーフィールドが今とても好きなので。エマ・ストーンも好きだし。3Dじゃなくて2Dで見たけど。 トビー・マクガイアのほうがピーター・パーカーっぽいですが、こっちのスパイダーマンのほうが遥かによかった。例によっておじさんが死んでしまうところまで話がポンポンと進み、恋愛シーンでも無駄な引きのばしがなく、スパイダーマンがびゅんびゅん飛んでいるシーンがとても多くて、楽しかった!アメージング! なんか、アメリカのスーパーヒーロー話なのに、配役はイギリス人とか非アメリカ人が多いな。バッドマンもそうだし。 今日は、アメリカじゃ独立記念日でみなさんお休み。私はカナダにいるけどアメリカの会社と仕事してるから、7月1日のカナダデーとどっちで休めばいいか決めかねて、結局どっちの日も働いています。人ごみが好きじゃないので別に気にならないけど。

Take This Waltz 2

言い忘れましたが、この映画に TJWK のブランケットによく似たのが出てきます。 http://www.imdb.com/media/rm2134619136/tt1592281 グラニースクエアですけど。 映画撮影に間に合わなかったのか、途中までしかつなげてないかんじでした。 教授はモチーフ編みのことがよくわからないので、てっきり TJWK のものだと思い込んだのか、ブランケットシーンで大興奮していました。 違うんですけどね。 でも、世の中の映画監督さん、使ってくださいね。貸し出ししますよ。

Take This Waltz

長い週末でした。ウチはトロントのゲイ地区にあるので、プライドパレードのあった週末は大変でした。だって、120万人ぐらい人が来るんですから!!夜もすごいけど朝が... ゲロがあちこちにあるのでよそ見歩きはできません。 去年あたりからこの週末は遠出するようになりました。だってね... 72 時間連続でパーティー音楽聞かされたら、気が狂いますわよ。 それはさておき、まず映画。今週公開のやつ。Sarah Polley の新作で、トロントが舞台。 http://www.imdb.com/title/tt1592281/ えっと... instagram 風の画像を2時間ぶっ続けで見たかんじですかね。美しいのかもしれませんが、問題はソコではなく... あらすじです。でもあらすじに行く前に、あの、トロントに住む人にとっては、「オマエ、クィーンウエストの Dufferin に住んでるって言ってたのに、Beaches になんでそんなに簡単に行けるの!?」という気になる点がありますね。「映画だもん、気にしない」という人もいますが、私は気になりました。 で、ストーリーですが... ミッシェル・ウィリアムズは好きなんですが、彼女の演じる「大人だけど少女のような女」が私は苦手です。見た目が少女なのはいいんですが、心が少女のままというタイプの人です。Mad Men でいうと Don Draper の元妻のベティです。難しいことはダンナに全部振っているくせに、自分に不幸を感じて鞍替えする女です。まあ、そういう女を主人公にした映画なので、ある意味よくできていると思いますが... すなわち、自業自得な話なのですが。人生いろんなことがある(いろんな可能性がある)中で、わざわざあんなことしなくったっていいと思うんです。刹那的にというか享楽的にというだけでなく、かなり他力本願的な人生を選ぶ話ですが、チョイスがたくさんある女の人に限って、あのようなことをするのではないかと思うんです。 で、映画そのものがミッシェルを可愛く見せることに努力を注いでいるので、かなりむかつきます。まあ、「本人はとても愛らしい」ということが前提になっていないと話が成り立たない映画なので仕方ないですが。 この映画のあと、ルパート・マードックの3番目の奥さん、ウェンディが New York Times にこき下ろされた記事を読んだのですが、どっちもいやな女なら、私はウェンディ派(私がこっちに近いというのじゃなくて、こっちのタイプが好き、という意味よ!!) 彼女は「私は貧乏な生まれだけど、のし上がってやるわ!!覚悟オシ!」というのを包み隠さないタイプですよね。金でブイブイ言わせるだけの金があるし。ダンナさん絶対先に死ぬし、マードック死後のウェンディの動きが私は本当に楽しみで仕方ないです。 女子同士で見て、映画見た後に3時間ぐらいは軽くこき下ろせる映画です。女子会に是非どうぞ。ストレス発散になりますよ。

愛と青春の旅立ち

ランチの約束の時間まで隙間時間があるわー、とこれを書き始めたら、どんどん時間が経って、気づいたらランチに遅刻しそうな時間になり、タクシーを飛ばすハメになりました。貯金はできないタイプです。 ++++++++++++++ http://www.imdb.com/title/tt0084434/ 邦題だと「愛と青春の旅立ち」で原題は「An Officer and a Gentleman」。でもウィキペディア見ると、この英語のタイトルもイギリス海軍で使われるフレーズからきてるのね。ふーん。 この間、テレビでぼーっとこれを久々に見て思ったけど、「シンデレラ物語」ってなかなかツライお話よね。貧しい環境から抜け出したくて、唯一のチャンスが海軍パイロットとの結婚で、こんなちっぽけな町から脱出したい!映画だと縋る相手がリチャード・ギアだから、すっかり煽られてしまって、「私もがんばる!」と夢見ちゃう人もいるよね。 これが劇場公開された当時、私もお姉ちゃんも「愛と青春の旅立ち、見たわ」と喜んでいたけど、それはシンデレラ物語狙いじゃなくて、子供だったから、まだシンデレラとかプリンセスものに憧れてたんだと思う。私は当時「お姉ちゃんの好きなものは私も好き!」的態度だったしね。私はリチャード・ギアのファンじゃないよ。むしろ嫌い。 でも、アメリカで長いこと暮らしてみて、実際にああいう、軍基地しかない辺鄙な町を訪ねて、そんなとこのパブにでも立ち寄ろうものなら、「愛と青春の旅立ち - 現実編」を目の当たりにしちゃったりしてるうちに、この話は結構切実な話なのかもな、とも思ったりして。そういう経験を得て、この映画の、あの、「いやー、もう勘弁してぇー!」のこっぱずかしいエンディングも、「最後の最後までいい夢見て楽しんでってね!」というサービス精神からきたものかもしれないと思ったのでした。

モテキとキサラギ

まあ、教授不参加のためチケットが余り FB で人を誘いまくっておきながら、言うのものなんですが、モテキは私の好みではありませんでした。マンガもドラマも見てないし。ミュージカル風で、Hair Spray みたいに Sing-Along ができるような作りになっているけど... 映画の後、日本に憧憬を抱いているカナダ人と映画についておしゃべりしてたら、「言いたいことは分かるけど(同意してるから)、アンタはもう日本人じゃなくて北米人だから」と言われました。 友達は男なので、主人公の男の描きかたがイヤだ!と言っていました。私も同意。 私は、女の子たちが自分に誇りを持ってないというか自信がないのが、なんだかイヤ、という意見だったけど同意してもらえませんでした。というより、「日本の女の子はあれが普通だろう」ということでした。「もっとスジがない子はいる!そういう子が苦手だ!」というので、 「うーん... なんとなくわかるけど、もしかして、こういう感じの子のこと?」 とビールを片手に「イヒヒヒヒ」とぶりっ子笑いをしたら、「ソレソレソレソレ!!!」とツバを飛ばす勢いで指差してきました。 でも、別に悪い映画でもなかったですよ。それなりに楽しかったし。 これよりも、その前の月に見た「キサラギ」のほうがずっとよかったな。映画鑑賞後に「これって、クリストファー・リーブとマイケル・ケーンの Deathtrap にそっくりよね。」と言ったら、そうだよねー!と同意してくれる人の世代がはっきりと分かれました。この Deathtrap はですね、私の中の結構好きな映画リストに入っていて、何回も見てるんですわよ。