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OUTSTANDING vs BEST

ある編集者会議で OUTSTANDING と BEST について話し合っている席にたまたま居合わせました。私は部外者ですがとても興味深いなと思っていました。同時にとても健全な精神の持ち主の編集者の集まりだなと感心も。 提出されている論文の中で「いいもの」を選ぶにあたり、OUTSTANDING というと、荒々しさはあるかもしれないけど「突出」している、今までにない、他より抜きん出ている、という感じがあるから、BEST 賞よりは OUTSTANDING 賞のほうがいいのじゃないか、という話でした。 大体、研究分野としてできあがってしまっているところに「突出感」を出すのは難しいし、重箱の隅をつついたような研究では優れているかもしれないけど新しさに欠けるし、BEST は毎年出るけど、OUTSTANDING が出ない年もあるんじゃねーか?と私も概ね同意。って誰も私の同意なんて求めてないから、フェイスブックしながらふんふん聞いていただけなんだけど。

KEEP YOU WARM & YOUNG AT HEART

週末は大イベント目白押しのサンフランシスコで TJWK のトランクショーを無事終了しました。 お越しいただいた方、ご購入いただいた方、手伝ってくださった方、どうもありがとうございました。お蔭様で$680の売り上げです。これを今年のほかの売り上げと合わせてあしなが育英会に寄付します。 スーツケース2個にブランケットを詰め込んでサンフランシスコ空港に降り立つと、インディアンサマーで暑い... Fleet Week、SF ジャイアンツのプレイオフのホームゲーム、ブルーグラスフェス、コロンバスデーパレード、49ers の試合などなどで、空港は人でごったがえし、タクシーの運転手は「忙しいよ!今週はっ!!!」と瞳孔開きっぱなしでした。テレビのニュースも「サンフランシスコへ車で行くのは控えたほうがいい!」と騒いでいました。 日本町近辺ではめぼしいイベントがないので「ひょっとして閑古鳥が鳴いているかもしれない、日本町...」という不安をよそに、快晴で飛行機の爆音とどろく中、開店と同時に小物がすぐ売れました。バッグも全部売れました。 友達が訪ねてきてくれたり、間接的に知っていただけの人に実際に会うことができたり、通りがかりの人が立ち寄って買ってくれたり、手にとって見て行ってくれました。イベントってやっぱりいいね。 カフェがすぐ隣だったので、そこで長い間珈琲飲んでいた車椅子の中国系のおじさんが、ひざ掛け買ってくれました。神経系の病気を患っている様子でしたが、ひざ掛け買った後もカフェで何やら書き書き。帰り間際に、「ハイ」と手渡してくれたのが、イベントの「売り口上」アドバイス。 "BEAUTIFUL AND COLORFUL BLANKETS KEEP YOU WARM AND YOUNG AT HEART FOR A GREAT CAUSE" 片付け済ませて内輪で晩御飯食べて、歩いて駅まで帰ろうとしたら、サンフランシスコ市庁舎がジャイアンツカラー。2日ともボロ負けだったけど。 私は13日の夜にトロントに戻ります。スーツケースが軽くなりました!

新源氏物語

田辺聖子の新源氏物語読んだ。ノルウェー旅行中に。 ブログを始めるずっと前から、2000年ぐらいから読書記録つけてたけど、本の題と著者名をリストしてただけで、読んだことあるのに内容をすっかり忘れている本がいろいろある。でもブログっておくと、もっと内容を思い出せる(ような気がする)。全部の本をブログる余裕はないけど。 いろんな源氏物語本がある中、これ以外にも何か昔読んだことがある気がするけど、思い出せない。「あさきゆめみし」とこれと、あともう一つ、何か。読書リストを検索してみたら、胡桃沢耕史の「翔んでる源氏」しかなかった。これは源氏本とはいえない... よね。 源氏物語は、やっぱり源氏が若くてあちこちに愛人を作って自業自得に陥っているときの話が一番面白いね。源氏が熟年に達してからの話は、若いときの失敗を踏まえて立ち回りがうまくなってしまい、出家することで人生の諸々をチャラにしたいと願ってばかりで、ギラギラ度が足りない。彼が「官僚体質」というのはきっと須磨に飛ばされるあたりからだな。そのせいか、田辺聖子も、上巻では雅な香りのする言葉を星のようにちりばめて、まめまめ&ノリノリで書いているけど、途中から普通の現代小説みたいな語り口になってたよ。盛り下がったのは私だけじゃないと思うな。 また何年かしたら、次の瀬戸内寂聴か円地文子のを読もうかな。今はお腹いっぱい。

The Perks of Being a Wallflower

http://www.imdb.com/title/tt1659337/ すごくよかった。泣けた。 好きな音楽をミックスした「カセットテープ」を好きな子に渡すことが恋心の表示だった世代には特にお勧め。どっかで耳にした曲がなかなか探せない、ダブルカセットでの録音にやたら時間がかかり、最後が切れてしまうあの時代!そして、手書きの曲名に胸をときめかすとか... 先生役がポール・ラッドだから学園ラブコメかと思っていたら、ノーテンキなティーンエーイジャーが踊り出すのかと思っていたら、そうではなかった。屋根裏で本を開いてファンタジーの世界へ逃避行するには大人過ぎたし... ジョン・ヒューズのティーンエイジャーたちより背負ってるものは重かったけど... トラウマのてんこ盛りですごーく重いけど... でもそれがある意味90年初頭のアメリカじゃないか(不景気でジャパンバッシングしてたよね、映画とは関係ないけど)、とも思う。 エマ・ワトソンも、アメリカ英語がんばりました。可愛かった。 しかも90年ぐらいのピッツバーグが舞台。いたよ!私もその頃あの辺に! この映画、トロント映画祭でもやっていたよね。まだ一部の都市でしか公開されてないし、酷評されたりもしてるみたいだし、興行成績も悪そうだけど、賞狙いじゃない、こういう映画、好きだな。

我が家の領土問題

オバマが中国に対して強硬な態度に出ているというので、私も強硬な態度に出てみました。 ウチはタウンハウスという半共同型の集合住宅なため、共有スペースと個人所有部分が一見して曖昧なところがあります。書類には明記されているけどね。 ウチの所有となっているこのコンクリートの台(?)は、いつも近所の人の作業場と化し、材木切ったり、ペンキ塗ったりするのに勝手に使われます。私はそれに関してはおおらかな態度で、聞かれれば「どうぞ使って!」と言う心づもりです。 誰も聞いてこないけど。... そしてそれが問題。 ここでペンキを塗るのはいいけど、私の大切な植物にまでペンキをかけてしまうとか、後片付けをきれいにしないとか、色々ありまして、挙句にこのコンクリート台を修理するときにはウチが修理代を払うことになるらしいことが発覚... というわけで、イカツイ立て看板するのも品がないし、和やかな雰囲気をぶち壊すし、ということで花の鉢植えに日の丸を立ててみました。ま、時々鉢の位置が変わっていますが。 なぜ、このような態度に出たかといいますと、今年の春、外出先から帰ってきたら、ウチの庭にこのような石が設置されていて... 石畳の部分は共有スペースで、芝生とごつごつした石が並んでいるところはウチ。美化につながっているし、きれいに仕上げてはあるけど、人の土地に勝手に石を埋め込むのはあかんよなー、と犯人をつきとめ、「きれいにしてくれたはいいが、次はやる前に一言相談してね、ウチの土地だから」とやんわりと注意。近所の人と喧嘩して気まずくなるよりは、結果オーライとしようと、ソフトに出たわけです。 問題は、相手が「きれいになったんだからいいじゃない!石もタダだし。」の一辺倒で「ごめんね、勝手にいじっちゃって」とは毛頭思っていないことなんですねー。 近所づきあいって難しいね。

TJWK SF Trunk Show!

はい。今週末は TJWK サンフランシスコのトランクショーであります。 10/6 (sat) & 10/7 (sun) 12pm - 6:30pm @New People 1746 Post Street San Francisco, CA 94115 ユニクロ SF 店オープンと Fleet Week と思い切り重なっている週末ですが、家を出てしまえば、TJWK のトランクショーも含めて全部回れるという週末なので、是非来てね! ブルーエンジェルズも、ジャパンタウンあたりから見たほうがのんびり見れると思うし! まず TJWK でブランケット買ってから、公園に行ってブランケットの上に座って飛行機のアクロバット芸見るってのもいいですね! 頑張ってもう一個ピローケース作ったよん!小さくてちょっと渋め。段染めのグラデーションが丁度モチーフ一枚編むと変わるかんじ。 モチーフは、前にトロントに滞在していた人からの日本帰国直前の置き土産。元気にしてるかなぁ。

Nui Blanche 2012

昨夜は、日没から今朝の日入りまで、毎年恒例の Nui Blanche (白夜祭) でした。トロントのダウンタウンにアートがいっぱい展示されて、好きなところを一晩中練り歩くというイベントです。毎年ながらアメリカから来た私は「夜中ずっとブラブラしてても銃撃事件が起きず、いたって平和にイベントが終わるのが不思議...」とまだカナダに慣れていませんが、それはカナダのとてもよいところです。 まずは人ごみを見物しましょう、ということで、Dundas Sqaure のビルの一角にあるレストランに行き、窓から「すごい人だわ!」と観ていましたが、写真撮ってネットにのせようとしたらアクセスできませんでした。携帯でデータアクセスしてる人が多過ぎて、携帯ネットワークの中継機がイッパイになってるのですね。でもこれぐらいの人ごみでイッパイになるなんて... (mobilicity と wind だけの話だけど) とは思いました。 まず知人のアートを見に行きました。写真撮るの忘れたけど盛況そうでした。続いてその足で、Regent Park に行きました。名前は「リージェント」などと高級そうなのに、低所得者層の市営住宅が並ぶエリアです。この9月から、CSI (Centre for Social Innovation) という私がオフィスを間借りしている団体が、この地区の活性化を図る公共プロジェクトの一貫として、この Regent Park にも進出し、その建物を見に行ったわけですが、随分と綺麗になっていました。 で、そのビルの一角に影絵プロジェクト!! 自分で影絵を作って、シーツに投影!なんと可愛らしい共同参加型プロジェクトでしょうか!大人も子供も真剣。 そして、この隣で、自由参加型のコミュニティバンドがおりまして、一応プロっぽいミュージシャンが音頭とってますが、その辺にある打楽器叩いたり、自分で楽器持ってきたりして、歌い散らしているという楽しい企画。一曲終わると、「次なんにするぅ?」とプロジェクターに映し出した誰かのフォルダから適当に曲選び。みんな楽しそうでしたよ。 前衛的、教育的、有名人のアートもあるけど、私はこういう祭り騒ぎなアートが一番好きかも。 でも今年はこれだけしか見なかった。

9月のお披露目会

トロント手芸部、9月の集まりでは、10月6&7日のサンフランシスコでのトランクショーを控え、トロントでモチーフをいつも編んでくださる人たちにこれまでの作品をお披露目いたしました。 秋も始まり、新しく参加してくれた人もいたし、結構たくさん人が来てくれました。写真撮るのを忘れていたら、ちゃんと写真を撮ってくれた人がいました!!大助かり! カラフルです! この日のため、ブランケットを梱包してみたらスーツケース(大)に2個でした!まさにトランクショーですね。ベイスポにも告知しましたよーん!是非遊びに来てくださいね! ここから余談... あの... ワタシ、別にこのイベントのためだけにサンフランシスコに行くわけではなくて、毎年この時期はそこで接待係的な用事があるので行くので、そのついでです(妙に言い訳っぽい)。 「普段何もしていないヒト」のような誤解を受けがちですが(遊んでばっかりいるように見えるから)、実は働いてます。忙しければ忙しいほどコンピューターの前にデーンと何時間も座っているので、休憩もオンラインの世界で休んでいるわけですね。そして普通に会社勤めしている人なら晩御飯食ったら、家でゆっくりしたいところですが、私の場合、仕事中は家に籠もっているので、夜は外に出て行くことが多い、という生活パターンです。そして美容院やヨガに行くのも平日の昼間です。自由業だから混んでいる時間を避けることができるのです。 ま、でも、子育て中の友達や、日本で働く家族や友人なんかと比べると、断然暇ですけど。

Drink & Run

夕べは Artful Dodger でのんびりと酒をチビチビ飲みながら編物にいそしんでおりました。肌寒くなると、ここの店はたいへん居心地よろしく閑散としていて、酒一杯で、定規でセーターの寸法計ったり、ハサミで糸始末したりなど、好きしたい放題できる店です。客筋は若者から老人まで幅広く、常連の独り者のオッサンたちがカウンターでウダウダするのもよし、読書するのもよし、と気ままなのもよいのですが、ドラマが繰り広げられるのが、たまにキズ、というかあはれであります。以前、近所の人がここで、オレは金融スキャンダルを起こして逃亡生活したことある、と大きな風呂敷を広げているのに出くわしたこともありますが、後で LinkedIn をチェックしたら、やっぱりウソでした。デジタルエイジはウソつけないけど、嘘ぶっこいてもいいよ、ここだけなら!みたいな優しさがここには残っていると思います。 夕べは、ビールをピッチャーで飲み逃げした若者がおりまして、二回目ということで、警察登場。といっても、本人は逃げ去った後でしたが。この辺の店は、飲み逃げが多いように思います。人通りが激しいところに、パティオを出しているからだと思うのですが。別の店の人も、飲み代百ドルを取り立てるため、ブロア通りまで追っかけた、と言っていましたから。 でも、夕べは店は女のバーテンダーだけだったようで、彼女が一人で取り仕切っており、客のドリンク用意しつつも警察と対応と、非常に忙しそうでした。グラスじゃなくてピッチャーでやられたと、しかも二回目だ、とキレておりました。 私は常連客ですが、別に店の人たちと交流はなく、人の話を盗み聞きしてはブログっているだけです。ここもややシャレっ気を見せ始めていているような気がしないでもないですが、まだフラットパネルのテレビがなくて CRT のテレビを壁に埋め込んでちょろまかしていますが、音楽もよいので通っています。

「手づくりタウン」を斬る

ちょっと申し訳ありませんけど、「手づくりタウン」をこき下ろさせてもらいます。 編物レシピが検索できるといいながら、検索履歴が3つまでしか表示されないことに疑問を感じたのが発端でして。どんなかんじ?と試しにレシピ検索。とりあえず無料のものをマイレシピ。普通の PDF がくるかと思いきや... 365日の期間限定。無料配布のやつも有料で購入済みのものでも同じ。 なぜですか?無期限でいいじゃない?特に買ったものは無期限にすべきじゃねーか? そして、ファイルを閲覧するには、いちいち JAVA を実行。パソコンは仕事にも使っているので違うバージョンの JAVA とか無節操にダウンロードしたくありません。 リーダーを Acrobat にしとけばいいのに、ユーザーに保存させたくないもんだからか、アドビにライセンス料払いたくないのか、独自の(?)保存ボタンなしのユーザー インターフェイスでファイルが開く。印刷はできるけど、保存はできない。しかも、ここでこきおろすためにスクリーンショット撮ろうとしたら、それもできない。ケチ臭さでは上手をいっている。 有料レシピも試してみたんですけどね、同じです。 しょうがないから、紙に印刷した後のファイルをスキャンしてパソコンに保存。 って、どうせそういうことみんなするんだから、最初から PDF を保存させてよね。 超面倒くさい!!! なんですか、コレ。 使いづらいです。ケチくさいです。顧客のために作られたサイトじゃなくて、仕方なくデジタル時代に対応してみただけ、みたいなサイトですね。 これ、時代に追いついていないというよりは、なんか怖がっていますよね?違法コピーを恐れてますよね? もうちょっとほかのサイト研究したらどうですか?有料の編み図でも、精算済みだったら PDF を自分のパソコンに保存できるのが海外サイトは一般的(北米の話だが)。というか、そんなに怖がるなら200円に価格設定するのが間違いじゃないですか? 海外在住者や、簡単に書店にいけなくて、オンラインで本買って配送されるのを待つのが嫌な人とかを対象にしているなら、間違ったアプローチですよね。 手芸系のレシピはもう「売る」のが難しいとは思いますが、本やダウンロード版を買う人は買うし、コピーしちゃう人はデジタルだろうがアナログだろうがコピーしますって。まあ、編物人口が少ないだけに、iTUNE の勝利に見られるような、コトは起こらなさそうですが。