クロスステッチ刺繍の大作を去年作って額縁に入れたけど、そのとき痛い失敗をした。クロスステッチ用の布は結構高いので(特にヨーロッパ製が)、周辺に余白をふんだんに取りながら刺繍するということが頭になかった。だから、額縁ぎりぎりのサイズの布に刺繍してしまった。
あれから約一年。今回はむしろ余白の取りすぎで布がもったいないぐらいだけど、額縁のサイズですごく悩んでいる。
ま、額縁の色も幅も違うけど。下のほうが、刺繍が大きく見えていいかも……
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刺繍と全然関係ないけど、ものすごーく昔、とある翻訳会社でコーディネーター的な仕事をしていたとき、翻訳にクレームがつき、日本のクライアントにミーティング中にフルーネームで(もちろん敬称なしで)、「XXXX! プロとしてのハードルを上げろ!」と罵倒された。私はコーディネーターであり翻訳を全面的にやっていたわけではないので、個人的には取らなかったけど、へこみはした。確かに改善の余地はあったけれど、それには時間が必要、すなわちお金が必要になるわけで、そこは私の出番ではなかったので、何も言えなかった。要は、両者ともに腹を切りたくないので、お客さんに言いたいことを言ってもらう、という主旨だったんだと思う。
その後、ミーティングに同席していたブラジル人の上司が私のところにやってきて、「今日は会社のクレジットカードで何でも好きなものを食べさせてやる」と言ってくれた。こういうとき私は遠慮しない。おいしいと評判のイタリアンを指定して、そこへ連れて行ってもらった(バカ高い店ではない)。
なんか余白を考えているうちに、ふとそんなことを思い出してしまった。


