The Heart is a Lonely Hunter

夏に取っていたライティングの授業で冒頭を読んで、面白かったから、本買って続きを読んでみた。邦題は『心は孤独な狩人』。そのままにストレートに訳されてるのがいいな。英語で読んだけど。

1940年に出版された本だから、話の設定は古いけど、そんなにアメリカ(南部)は変わっていないような気がする。世の中が一巡して、2017年にも当てはまるような気がするのかも。それとも、名作だから、いつ読んでも「今にもあてはまる!」と思ってしまうのかも。ちまちました世界で起きている話なのに、ちっともちまちましていない。登場人物がみんな魂を求めて追いかけているから。

社会全体を憂いていてそれを「変えたい」と思っている人は、どこか人を見下している。特に自分の意見に与しない人を「わかってない」みたいに言う。そういう類の人と、自分の身の回りのことだけを一生懸命に守って生きている人が、ぐちゃぐちゃ一緒になっているところが好き。

でも、読んだあとは落ち込むな。

マッカラーズが50歳で亡くなっている、という事実も落ち込ませる。

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