AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

人工知能の歴史を知るには手っ取り早い本だった。

最近我が家ではAIがネタになることが多い。最近では、囲碁の世界チャンピオンとグーグルのAlphaGOとの戦いもあったし、羽生さんが電王戦に出場するらしいなどニュースになっているから、人工知能をもっと身近に感じる。

この本でもコンピューター対人間の将棋戦のことが色々書かれている。将棋の将来を憂う人もいるらしい。

考えてみれば、私の趣味である編み物は、とっくの昔に、産業革命の時に機械によって人間の手から奪われている。それでも世界中に手編みファンはたくさんいる。セーターなんて買ったほうが安いに決まってるし、毛糸は高価。なのにニット好きは生き残っている。むしろ、趣味で機械編みをする人たちが、手編み派にディスられることがある。

自分で手を動かすのが楽しいとか、何かを作るのが好きという人は一定数いつもいる。もし、AIのほうが将棋が強いから将棋はもうやらないという人がいたら、その人は将棋がそんなに好きではないんだと思う。

それよりも、AIお掃除チャンピオン決定戦みたいなものが盛んに行われて、自分で階段を上って掃除をやってくれるロボットがほしい。

カナダのイケメン首相は、カナダ国内でテクノロジーを育てて起業のチャンスを広げたいと投資を発表しているけど、トロント大学とモントリオール大学にAIの世界的権威者がいることと関係しているのかもしれない。

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