やっと終わった。10月の初めから年明けまでフルマラソン状態で、昨日はマイナス15度だったのにふらふらと出掛け、一日中ショッピングモールの中を歩き回った。楽しかった。
ほんとにフル活動したから、晦日からは首が回らなくなり旧式ロボット状態になってしまった。そうなってしまうと、コンピューターの画面は全く使えない。全ページ印刷して羽のように軽い紙を1ページずつ寝転がって読むしかない。それにソフトなジェルペンで推敲。
ネットでご飯を注文しない作戦でいたのに、後半は甘いものや炭水化物を欲してしまい、結局前半の過酷な労働で痩せ始めたのが水の泡になったかも。
去年出版翻訳の現場の声を書いてくださいと言われ書いたけど、全くこのとおりだな、と今回も思ったので一部抜粋して載せておこう。
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一冊の本を翻訳する行為は持久走に似ています。窮屈な下着は外し、伸縮性の高い部屋着に着替え、ヘアバンドで髪をまとめ上げ、エンピツを耳に挟んで、猫を部屋から追い出し、「私がいいというまで絶対に戸を開けないでくださいね」と『鶴の恩返し』の女のように家の者に告げるのです。そしてカチャカチャカチャ
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「やっと出来た」と自分の羽を織り交ぜたの反物、ではなくて、美しい言葉を織り交ぜた翻訳を心血注いで仕上げた私は、すっかりやせ細っているはずなのに、なぜかふっくらとしているのが残念です。
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刊行日はいつか知らない。刊行されたらレビュー書きたい。こんなに何度もこの本を読んだ人は作者と各言語の翻訳者しかいないはず。
関係ないけど、25年ぶりにパソコンをリンゴ社製品に変えたら、ショートカットなど細かいところがわからなくて、グーグル様にお世話になった。


無事終わっておめでとう。
明けましておめでとう。
私も同じ。忙しい時期こそ太る。作業台から離れないで、ほとんど炭水化物だけで過ごしてしまうから。今後悔の嵐。ぎゃいん。
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炭水化物依存症だよね
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