アルファ女子の会話

角田光代がトロントに講演に来ていたので見に行った。日本で悶々と苦悩している女の人が主人公になってることが多いから、その悩み具合とか何を悩んでいるのかが、欧米社会で生きる女とは違うという話が出てきた。あと作品が翻訳されると、欧米ではちょっとうまく伝わらないかもしれないと(角田さんが)心配している話など、今の私には本当に興味そそられる内容だった。ホントにふむふむと大きく肯きながら聞いていた。

アメリカの中でも超ツワモノな若い女たちの会話は、日本の同世代の女の子とは語気からして全然違う。英語だとその強さがはっきり出ているのに、日本語にすると、なんか弱っちい。

そこんとこ迷い出すと、時間がどんどんと過ぎていく。

その後、カナダ人の女友達3人と出掛けて、そういう話をしていたら、ベトナム語と広東語と英語が話せて、北京語もわかる子が、ケンカするときはベトナム語、広東語、英語のほうが罵倒する言葉がたくさんあるからいいと言っていた。ベトナム語、広東語、北京語わからないから、本当にそうなのかよくわからないけど。

2 thoughts on “アルファ女子の会話”

  1. ベトナム語はわからないけれど、英語、スペイン語、広東語などは歯切れがよくて迫力あるからケンカに強そう(笑) 北京語やフランス語はなまじ音が美しい分、罵倒してもポエティックに聞こえてしまうことがありますよねー。

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