長い旅の終わり

ロンドンから始まり東京で終わった長旅が遂に終わってしまった。あまりにも長すぎて、日本では里心がついてしまったし、首が据わっていなかった姪っ子が寝返りを打つようになったし、マッサンの最終回も見たし、自分の家に居ることが不思議でならない。

東京は桜が本当に多かった。それが帰国最後の週末に満開になったもんだからラッキー。桜が咲き出す前から「サクラ、サクラ!」と騒いでいた日本人を不思議に思っていた教授も、ほぼ満開の東工大キャンパス、目黒川、上野と回り、桜並木と花見客を目の当たりにして、なぜこんなに全国的に日本人が楽しみにしているかがよくわかったらしい。私も桜の花を日本で見たのは久しぶり。桜の咲く中の卒業式、入学式、人事異動と、出会いと別れの季節だということも思い出しながら見ていた。

今回私の仕事面では、実りのない、ハズレクジを引いてしまった感じの残念な結果に終わってしまったけど、そのおかげで東京を満喫できたし、会津や伊豆にも行けたし、家族や友達との再会も楽しめたし、姪っ子とほぼ週一でデートもできた。

最後は教授の希望で沖縄へ。海開きしたばかりとあって、まだ人が少ないようで、何も大した計画も立てずに行ったわりには、思い切り遊べた。これについてはまた後でゆっくりと書き残しておこう。

でも今回東京にいる間、一番の思い出は、宿舎の近くにある、常連さんばかりが集うバーでの夜。この店を見つけ、足繁く通ったおかげで、常連客や、店の女の子たち、そしてママさんと親しくなり、楽しいひと時を過ごした。私たちは短い間のお付き合いだったし、家人が日本語わからないのに、輪の中に入れてもらえた。家人が外国人なだけに、店によっては途方もないアウェー感を味わうはめになるんだけど、ここは違った。最後にお別れのおみやげまで頂いた。次回東京に行くときも是非立ち寄りたい。

確定申告のシーズンに戻ってきたので、まずは面倒くさいことからいろいろ手をつけなければならないけど、ぼちぼちとトロントの生活に戻っていこう。

2 thoughts on “長い旅の終わり”

  1. 目黒川、東工大、まさに地元。
    私は帰省はなるべく桜の季節にするようにしてるんだけど、うちの異国人もいつもいつも「桜に間に合ってよかったですね」「桜がちょうどいい時で!」ってやたら言われるのを面白いと言っていた。
    長旅ご苦労さんでした。

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