大した意味はないのに難解そうな響きの言葉の代表。それを発する人は賢くみえるので、他人を眩惑させるのに効果を発揮する。英語だと「BIG WORD」と揶揄される。
この単語、アート&建築専門書など、芸術を語るときぐらいにしかお目にかからないし、最近は、私の偏見かもしれないけど、似非大御所的な響きを避けて平たい表現にする人が多いから見かけなかったけど、京都のお寺の英文パンフレットに出てきたー!お寺の名庭を説明するパンフに。
2つの違うものを並べているというそれだけのことなのに「JUXTAPOSITION」、ジャクスタポジション。まあでも並べることにより「おっと!」とこれまで誰も気づかなかったような効果が得られるという意味が含まれていそうな、JUXTAPOSITION。
このキツネとキノコの場合、ありがちな、パブロフの犬的な、想像力の欠如ともいえる並列なのでJUXTAPOSITIONは使えないな、きっと。
アアッ!「カワイイ」という言葉は、既視感覚に響くものを見たときにしか「カワイイ」と言えないことに今気づいた!
2015年の大発見。


鋭く、幻惑的言葉、と仰いますが、日英の通訳をしていて、『整理する』という言葉の意味がよく分かんない時に、sort outじゃなぁ、、、みたいな時に、使っています。『位置づけ』という時も。まさにbig wordに逃げてるわけで、幻惑的、というか、衒学そのもの!反省。
LikeLike
でも、そういう言葉があるほうが楽ですよね。訳すときはイヤですけど。衒学的なものはそのままあいまいなまま返せるようになりたいです。
LikeLike