ことばの食卓&江戸の味を食べたくなって

友達に借りたこの二冊を立て続けに読んでいたら、おいしいものが食べたくてしょうがない。

「ことばの食卓」で武田百合子が干杏を煮含めたものを、おいしそうに食べている様子を書いていたので、自分で作ってみたら、おいしかった。

教授と冷凍のサンマの塩焼(全然美味しくない)をつつきながら、「日本でなら、サンマは秋から冬のものがおいしい、旬ってものがあるのよ。魚はいつも生のものを食べてるわけじゃなくて、一夜干しなんてのもあるのよ」と説明。

季節ごとに楽しむ食べ物を貪欲に追いかける人が少ないため、カナダの大型スーパーは一年中同じものが置いてあるという話で手芸部で盛り上がったところだった。真冬なんて野菜も果物(リンゴ以外)も全部輸入品しかないんだから、もっとバラエティに富んだものを輸入してくれればいいのになぁ。

今私が食べたいもの… やわらかいキャベツ…

池波正太郎は「うまいものを食うには金をけちるな」と言うんだけど、ないのよ、やわらかいキャベツが…

2 thoughts on “ことばの食卓&江戸の味を食べたくなって”

  1. 「ことばの食卓」、うちにあるのを引っ張り出して、該当箇所を読み、そしてあんずの煮含めを頂きました…、なんというシアワセ☆

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