メイド・イン・ジャパン

一時帰国の前には「買い物リスト」を余念なく作成し、必要なものや欲しいものは忘れずに買おうと思うのに、いざ日本に入国すると物欲が過度に刺激され、せっかくのリストはどこへやら。そんな物欲に翻弄されながらのショッピング中に新たな発見がありました。

干支ハンカチ
集める先から紛失しているので手元にはあまり残っていないのですが、今回は12月から新年にかけてと干支ハンカチを買うには最高の時期に帰国。しかし、蓋を開けてみれば、ロゴが元々「馬」である某ブランドのハンカチが干支用にデザインを工夫したとも思えない状態で売場を占拠し、非常に残念な結果でした。去年の巳年はヘビという題材をどう料理するのかが楽しみだったのに比べれば、テンションがぐっと下がりました。そんな中見つけたのはこれ。「馬が九頭=ウマくいく」という縁起かつぎの「はん勝ち」だそうで。

BAOBAOのバッグ
日本に行ったら絶対見たいもののひとつが三宅一生のBAOBAOの鞄。でも「革でもない、ただの塩化ビニールなのに高い!」という人とは一緒に見に行ってはいけません。ヴィトンのバッグ1個分のお金でBAOBAOのバッグが3個ぐらい買えるのだから、もう好みの問題です。次から次へと新色やら三角の大きさや表面加工を変えては新作が出てくるので、それを手にとって見ることができる日本の人が羨ましい!

ネットで目星をつけて行ったものの、新宿伊勢丹に行ったのは12月半ば。毎月月初に新作が出て、早々に品薄になるため第一週目に足を運ばないといけないらしい。メイド・イン・ジャパンであるため海外の客で買い占める人も多いとのこと。店員さんやBAOBAOファンに御指南賜りました。この後名古屋高島屋で敗者復活戦に挑んだら一番欲しかった色と形のものがあった!しかしその二日後には名古屋でも完売(同じ商品が)。あの時、思い切って買っておいてよかったわー!

コムデギャルソンの服
ギャルソンの店員さんに熟女が多いのはファンが川久保玲とともに歳を重ねたからなのでしょうか。ギャルソンの中でもブランドが細分化しているので一概には言えませんが。今回PLAYのセーターを来て東京をブラブラしていたら、中国人の女の子のグループに「PLAYの服、どこで買ったの?」と英語で聞かれました。しばらくして同じ子たちがPLAYのTシャツを数着まとめ買いしているのを発見。このあたりの諸事情に詳しい妹に聞けば、「ギャルソンの服はほとんどメイド・イン・ジャパンだから、お土産として買う人もいる」とのこと。

日本人がiPHONEだのGALAXYだの日本製ではないものに嬉々として大枚はたく中、日本を訪れるガイジンたちはこんなふうにメイド・イン・ジャパンに食いついているのかと知り、なんだか崇高な感動すら覚えた次第です。

3 thoughts on “メイド・イン・ジャパン”

  1. でもリストもなしで言ってしまうと家の斜め向かいのコンビニとかで散在しそう。せめて街中に出てから血迷いたい。
    毛糸コンベンションもね。

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