旅行者の朝食

米原万理の本がもっと読みたい!と騒いでいたら友達が貸してくれました。彼女の食べ物への熱い情熱や深い愛を感じる一冊です。ロシアでのじゃがいも普及の苦労話なんて最高!

彼女が子供の頃に食べた幻のハルバ (Halva) について熱く語っていたので、私もハルバが食べたいなと思っていたところ、週末郊外へドライブして、ついでにフェイスブックで知った Yummy Market という東ヨーロッパ系の食料品店に立ち寄りました。私が行ったのは North York 店です。そしてハルバは多種大量にありました!本に出てくるように、缶の中にドカっと入っていてスプーンで掬い出すようなタイプのものもあったけど、種類が多過ぎて決めかね、いろんな味のものが入っている胡麻ベースのものを選びました。

ひまわりの種をベースにしたものなんかもあったよ。

本に出てくる Turkish Delights もたくさんあった。とにかくこの Yummy Market ってすごい!店に入るとみんなロシア語で話しているし、棚積みしている店の人も「危ないからどいて」みたいなことを私にでさえまずはロシア語で言います。東洋人の私はトルクメン人に見えたのか。それにロシア語圏の食べ物が多数を占める中、朝鮮半島の食材もあったのはなぜ?北朝鮮人もここに買い物に来る?それとも Finch に近いから(韓国系の人多いよね)?

ピクルスもいろんなものがたくさん!

チョコレートなんかもパッケージが可愛い。

4 thoughts on “旅行者の朝食”

  1. 米原万里さんの本はなんであんなに面白いのでしょう。
    ロシア文化に触れる最初の糸口が彼女の著書だという日本人はきっと多いはず。それはロシア文化圏の方々には僥倖だと思います。
    すてきなお店のご紹介、ありがとうございます。
    ともこちゃんと一緒にチェックしに行こうよーって誘ってみます。
    車なくても行けるかな?

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  2. なっちゃんさん、コメントありがとうございます。この店の近くに TTC の駅ありました。たぶん Downsview の駅だと思います。是非是非遊びに行ってみて下さい。

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  3. この本は、まだ読んだことがありません。読んでみたくなりました。ところでロシアと言っても広いのですが、アフガニスタン北部に住んでいた時、よく野菜などの買い出しに行っていた国境のウズベク・マーケットで、普通に朝鮮半島の人たちが手作りキムチを販売しており、重宝しました。国境警備兵にも、そっち系の人たちが多く、ソウルからの飛行機も多かったです。中央アジアに近いロシアと、朝鮮半島は、とてもつながりがあるみたいなので、食文化も入り混じっているのかもしれないな、とこのブログを読んで思い出しました。

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  4. まりさんがまりさんの本にコメント!ありがとうございます。ロシア語圏文化と朝鮮半島の食文化はそんなところでやっぱり混じりあっているのかもですね!もしかしてトロントの Yummy Market はそういうのをあらわしているのかな。もう一店舗あるのでそこでも混じっているか確認してきますよ、いつか。

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