サンキューサンキューサンキュー

別にバンクーバーに限ったことじゃないですが、日本食レストランで「サンキュー、サンキュー」ってうるさい。軽食だけなんだしそんなに過剰に礼を言われても恐縮するし、的はずれなサンキューというか、とりあえずなサンキューというか、なんでもサンキューっていうか、

店員:How is everything?
私:Fine.
店員:サンキューベリマッチ!

とか

私:Can I have some water?
店員:サンキューベリマッチ!

とか

私:Can we have a menu?
店員:サンキューベリマッチ!

って、なにがサンキューなん?と思いながら食べてます。ついうっかり口に出た「サンキュー」なんだと思います。でも最近それが面白くっていつも「サンキュー」を待っています。「出た!」と思うと喜びがひとしおです。最近教授もこの Inappropriate Thank-you を待っているらしく、二人で食事してるときはガッツポーズものです。

ちょっと違うけど、日本に住むアメリカ人の友達が「It’s OK」が曲者だと言っていました。「○○ がついてきますが、要りますか?」みたいなときに、

It’s OK.

というと、肯定的にとられて「いらない」と断ったはずのものが出てくるそうです。OK! と It’s OK はこういうとき逆の意味だけど、It’s OK は確かに断るにしては NO よりは婉曲なので、日本ではなるべく「NO」と断言的に言わざるをえない、と言っていました。

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