カニカマ事件

さて、昨夜教授の学生とその伴侶たちを呼んで楽しいひと時を過ごしたわけですが、アドガボとカニ缶(本物のカニ)とマヨネーズをコネコネ混ぜたディップを用意し、大変に喜ばれました。

それはいいんです。

「これ、おいしい。何が入ってるの?え?カニ?ニセモノのカニ?え?ホンモノ?でもカニカマってあるでしょ?あれじゃないの?あれはカニっていってるけど実は違うから….」云々…

とやたらとカニにこだわりをみせる女子がいて、「カニ缶だから、ホンモノのカニだけど」と言っても執拗に食い下がってきた。褒めているのか、けなしているのか、真意が汲み取れず、また大局的に考えてみても、「教授と教え子たちの戯れの会」において、カニがホンモノかニセモノかを追求する必要があるように思えず、困ってしまった。

「カニカマは私も知っています。でもこれには使ってません。カニ缶です。」

と言い続けるうちに、「ひょっとして、カニ缶もニセなのだろうか?」と不安になりました。「エンジニアだしな、カニにも詳しいのかもしれない」などと思い始めたりして。

いやいや…

でも世の中には何が言いたいのか(真意)がわからないのに、自信満々に執拗に迫ると、真実を歪曲させかねないこともあるんだな、と思いました。次回はカニ缶を横に並べておきたいと思います。

というか、アッチもどうでもよい会話を適当に終わらせる話術を卒業までに身につけてほしいです。

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