国境越えてお引越し!

日本からアメリカに引っ越したときは「スーツケース片手に」みたいなカッコイイ引越しでした。若くて貧乏なときは荷物少ないもんね。

アレから荷物が増え、アメリカからカナダの引越は大変です。私はもうとっくの昔からカナダにいるんだけど、荷物がまだカリフォルニアの倉庫にある。大人の事情で。

家具とかゆっくり買えばいいな、と悠長にかまえていて結局家具買ってないので、荷物引き上げてきた後、トロントの家のどこにしまうの?という収納の問題にぶちあたり、「もっと広い家に引っ越したいな」とか現実逃避的な考えがよぎります。

カリフォルニアからプリウスを送ったときは、アメリカの業者使ったら(安かったから)、約束の車受け取り日直前になって

「やっぱり無理だから別の日にして。」

と軽く言われたので、友達に車を託して車を配送してもらうはめになった。私の出発日までに引越業者が来れなかったから。

今回も一応アメリカの引越業者に見積はもらって、日系引越業者より軽く1000ドルは安いってぐらい値段が違うけど(日系の一番高いところと比べたら 2000 ドルの差!)、見積をとる段階でのやりとりが、既に米国系と日系とで全然違うんだよね。日系はバカ丁寧だけどその分安心感が。だから値段が高いんだと思う。

アメリカの会社は電話すると、

「おっけー。倉庫に引越する前どれぐらいのサイズのアパートにいたの?荷物の量どれぐらい?中身は大体何?あっそ。んじゃ、メールで見積送るからそれ見てよかったら電話ちょうだい。」

ってこれだけ。見積書もざっくりで「2000LBS 未満でいくら」。あまりにもざっくりなので心配して電話したら、「あの値段でベッドとかゴミの処分も全部するよ。あんたの荷物はこの重さ絶対超えないと思うよ。」って。それだけ。

日系は至れり尽くせりな様子が伝わってくるけど、向こうも商売なので慎重で「倉庫を事前にみせてもらいたい、それから正式な見積出すから。」とか色々と…

でも前回の経験があるので、絶対に約束の日の約束の時間に来てくれて、ちゃんと倉庫から荷物を撤去してくれる業者じゃないと今回は大変なことになるので、お金かかるけど日系に決めました (でも、そうじゃなかったら絶対に日系を選ばないと思う。高いから。)

だってさ、友達に迷惑かけたり、最後の最後に大慌てで 007 みたいな動きさせられるのもたまったもんじゃないし。

今回の引越でも、京都から持ってきたマウンテンバイクを持って行きます!この自転車は、京都からサンフランシスコに引越する当日、まさにこれから空港に行くぞというときに「あ!自転車…」と気付いて、飛行機に乗せて持ってきたんです。この自転車に乗っているときに私はタクシーに轢かれ救急病院に運ばれたこともありました。私はケガしたのに自転車は壊れなかったんだよねー。結構交通量の多い道で事故にあったんだけど、タクシーの前で道にごろんとびっくりして倒れている私を見て、野次馬に

「おいー、起きろ!どけ!」

と言われたのでございますわよ。ヒドイくない?

そんな思い出深い自転車を持っていきます。

2 thoughts on “国境越えてお引越し!”

  1. アメリカ国内の時は米系。国境超える時は日系。と私も使い分けてた。でも日系対応はバカ丁寧だけど、実際必ず何かしら問題があって結局リピートしているところって無いのよ。

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