フィッシュ ストーリー

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC
http://www.imdb.com/title/tt1244666/

なんかとてもよかった。
映画の始まりは「ああ、面倒くさい…」と思うような感じだったけど、後で「あ、そうなのか」と思えたし。

その、なんていうか、最初と最後は「無限であること」を表現するためのものだと思うけど、その間にあるストーリーが好き。音楽も気に入った。80年代の集団デートのあの不毛な感じも思い出した。私はあんまりやったことない。穴埋めピンチヒッターで呼ばれることはあったけど。

私の場合音楽じゃなかったけど、青春時代は手芸に耽っていて、パッチワークにハマっていた私は「大きな布を細かく切ってそれをまたつなげて大きくしているバカ者」呼ばわりされたり、「変わってる」ってよく人に言われたりして「いつか理解されるときが来る!」と思っていました。真剣に。それがー、今はー、手芸でチャリティやってるからな。人間捨てたもんじゃないね。基本的に私は「ムダじゃない?」といわれがちなことばかりしてます。翻訳もよく人に「みんなが英語できたらイラナイ職業だし、人の意見を伝えてばっかりで自分の意見は伝えてない」とか言われたりします。

ウチのお姉ちゃんが伊坂幸太郎の本をよく読んでいて、私に「アンタの好みじゃないかも」と予告してきたので、「そうなのかな」と思って食わず嫌いだったけど読んでみようかな。

ところで、今年のトロント国際映画祭では「コレ!」というズバ抜けた映画がなくて10個ぐらいのそこそこな映画が競い合っていました。あまりにも大きな映画祭でプログラムを見ているだけで日が暮れるし、この時期私は忙しくて映画祭で列に並んでチケット買って見るという時間がないので、全然チェックしてませんけど。でもこの時期セレブがたくさんトロントに来ます。人から聞いた話だと、ジャスティン・ティンバーレイクが Black Hoof という予約を取らない主義のレストランに来て、一般客と同じように待たされたそうです。ちなみに Black Hoof はとてもおいしい。

3 thoughts on “フィッシュ ストーリー”

  1. あたくし最近伊坂幸太朗読みまくってるよー。
    軽快なとこが好きだけど、逆にそれがイヤって人もいるだろうなー。
    あと、ぼちぼち~オモシロイ!まで本によっていろいろじゃよ。1冊目で当たるとよいね。

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  2. 私の中ではここ数ヵ月伊坂幸太郎まつり開催中です。
    今日も一冊(「チルドレン」面白かった)読み終わりました。
    中にはめちゃくちゃダークなのもあるけど、比較的明るめな銀行強盗もの、おすすめです。
    フィッシュストーリー、旦那さんとか「俺の孤独がぁ~魚だったらぁ~」の時点で意味わからんと拒絶。
    わたしは好きです。
    「大きい布を細かく切ってまた繋げて大きくするバカ者」(○_○)!!
    間違ってないけどヒドイ!(笑)

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