かぎ針のチョッキ – 完成の巻

完成した... 昨日書いたように、何を勘違いしたのか大き目の針で編んでしまったので、でかい。 そして、左右対称に編むことに必死だったのでボタンホールも編み忘れた。 というわけで別に着てもそんなにおかしくないけど、私より身長が高い人にもっとぴったりするはず。今週の手芸部に持っていくので、欲しい人がいたらあげます。誰ももらってくれないなら、いつかほどいて別のものを編もうっと。

かぎ針のチョッキ

かぎ針ではあまりウェアを編まないけど、なんどなく形に惹かれて編んでみたら、前身ごろを左右対称にうまく編めなくて、3回ぐらいほどいて編み直して、もうどうでもいいや!と思っていたら対称に編めました。 しかし、何かの勘違いで、サイズの大きいかぎ針で編んでいたことが発覚。ま、とりあえず、はぐしかないですね。ここまできたら。 オサレ感を出すためか、チョッキをフランス語で「ジレ」とよんでいる編み図です。糸はコットンと麻のブレンドで黒だから、お目目と手が痛かったわー。 蒸し暑い日の続くトロント。夜にビールを飲みに行き、涼んでいる人々の横で編み物しているのですわよ。写っているビールは「グリーンティ入りビール」。意外にも抹茶のよさが引き出されている不思議なビールでした。

USOC vs Ravelry

面白いわー。 アメリカのオリンピック協会がニッターのサイト Ravelry にオリンピックロゴの特許侵害の忠告文を出してるわー。 アメリカオリンピック協会は NPO なので、他国のオリンピック協会とはちょっと違うんですってよ。 Ravelry の Ravelympic っていう編み物イベントの名前がダメだし、オリンピックのロゴを編み込んで、その編み図をアップしてるのもダメなんだって。うかうか、キャラクターものを編みこめないわね!ジョージ・ルーカスとかラベリにきたら驚いちゃうよね。 ニッターたちが怒っているらしいわ。 ロンドンに行きましょう!オリンピック競技場前で座り込んで編み物しましょう!いっぱいいろんな国旗を編みましょう!なーんてねー。 面白いからリンク残しておこっと!! http://www.npr.org/blogs/thetwo-way/2012/06/21/155508908/after-knitters-get-in-a-twist-usoc-apologizes-for-cease-and-desist-letter http://exchangingfire.wordpress.com/2012/06/20/2-million-knitters-with-pointy-sticks-are-angry-at-the-us-olympic-committee/

黄色いケーブル カーデ

この間失敗発見して、身頃を編み直し。そして完成。編み直しのモチベーションが超低くて、モチベーションを高めるというのは本当に難しいことだなと思いました。しかもなわ編みのセーターを着るのがそんなに好きではない。よく編んでいるけど。 しかし出来上がりには満足。 やっぱり、こういうなわ編みがボディ全体に入っていると、前は開くわ。ファスナーつけよっかなー!! 下から首に向けて編んでいった。ケーブルのラインが放射線状! 後もひたすらなわ編み、なわ編み... これは、下田直子の「かんたんニット」にあった編み図。本でも黄色で見本が出てる。私が使った糸は、ちょっと細い。でも太目の針でざっくりふんわり編んだから、そんなにも整然としたかんじでもなくって、それがよいかも。 糸は Americo Original の Dehaired Baby Llama を 4 カセ。 アメリコで5カセ買おうとして、「カーデ編もうと思うけど、足りるかなー、どうしようー」とレジの前で悶々としていたら、オーナーが「もう一個持ってきな!」と1カセタダで呉れた。なのに、4カセで十分に編めてしまったわ。

Modal とは

今日歯医者の帰りに、毛糸屋にふらりと行ってしまい、黒で麻っぽい糸が欲しいなと思っていたら、紺色しか見当たらなくって、店の人に 「これの黒ない?」 「それが黒です。」 「え?黒に見えない!」 「でもそれがその毛糸の黒なんです」 ... という、黒って難しいよな、と再認識させられる会話をした後、購入。 麻 34% 入りだけど手触りがよく結構軽いし、変にドレープしたりしなさそうな質感だったので、ま・さ・に・お目当ての糸でした。表示を見ると MODAL ってのが入ってる。何だろう?と思いまして調べたら、セルロース系の線維で、木を再生処理したもののようです。 http://www.fashion-heart.com/term/material/jp-serurosu.htm ふうん。私はナチュラル志向じゃないので、ナチュラルな糸は求めていませんが、ものすごくナチュラルな糸というのはチクチクしたり重かったりするんじゃないでしょうか?だって、こういう線維加工技術が発展したからこそ、軽さとか、柔らかさとか、虫がつきにくい、とか利点があるんですよね? そういう視点で改めてこのブランド名 HEMPATHY を見ると、HEMP (麻) + EMPATHY (共感とか感情移入) なので、麻の身の上 (本来硬い)を考えてコットンとモダール入れて柔らかくしてあげました!みたいな意図が伝わってきましたわー!!!

ウネウネスカーフ色々

久々に自分の Etsy にアップしました。 http://www.etsy.com/shop/pianissimoo URL が「pianissimoo」になっていますが、それは誤字ではありません。やむを得ぬ事情で... でも店名は pianissimo という名前です。ピアノのピアニッシモの音が好きなので。大きな音があるからピアニシッモが光る、みたいなとこが好き。小さく小さく小さくするには、それより少しだけ大きな音が必要、というまさに私の人生ですわ。 というわけで... シンプルだけどエレガント。 素材はアルパカシルク。アルパカの柔らかさ、シルクの光沢の両方が楽しめます。 幅が広いのでひとまきで暖がとれ、ショールとして羽織ることもできます。 軽くてかさ張らないので、ジャケットの襟元にたくしこんでも、あまりモコモコしません。 幅 48cm、長さ 180cm 色は4色。もう少し増えます。このウネリが波のようだし、寒色系が似合うかなと思ってまずは寒色。 是非ご覧くださいね。

毛糸の色々

トロントは真夏みたいに暑いです。冷房するのが嫌いなので汗だく。夜は涼しいはずだけど家の中の風通りが悪いので夜通し眠り続けることができなくて、朝5時ぐらいに猫と屋上でバードウォッチングしてます。 さて... 機械編みをするようになってコーン状の毛糸を買うことが多くなりましたが、最初はどこでこれが買えるのかわからなかったし、いろいろリサーチ重ねて、そこそこのお値段で買える好きな糸も見つかってきました。 玉やカセになっている毛糸だと巻き直さないといけないし、玉だと1個あたりの長さが短いから、糸処理の回数が増えるし、カセになっているもので長さが1200メートルなんてやつは巻くのが大変だし、ってことでコーンが便利。 並べると可愛い。可愛い色順に並べたりして楽しい。 1200メートル以上あるカセを巻いていたら、糸が絡まって、超極細のメリノとあって、プチプチ切れてしまい、キィーっとなってもう捨ててしまいたいアナタ(↑)。 段染め糸って色がどんなふうになるのか予測がつかないけど、カセを玉にしただけでもホラこんなに違う!これは Malabrigo の段染めレースヤーンだけど、編機でトライしたら糸が切れる。撚りが甘い糸だから?これは手編み用にとっておきます。なに編もうかな。

ケーブル編み – 痛恨の失敗の巻

シンプルなケーブル編みでカーデガン編んでました。 袖をさっさと2枚編んでしばらく休憩。 思い出した頃に身頃を編む(前と後の身頃が合体している)。 夕べヨーク部分を編もうかなとパーツをつなげようとしていたら... 異変に気づいた。 やだーん!袖が伸びたのかしら?とか現実を受け止められない心理が一通り働いた後に、冷静になり、なわ編みの交差の頻度が袖と身頃で違うという事実を脳と心に焼き付けました。 しかし、一晩寝てから考えよう、と夕べは触らず、今朝写真を撮って客観的に見てみると、遠目には大差ないように見えますね。ね? でもクローズアップさせると目立ちますね。 ここから目を拾ってヨークを編むわけなので、このまま強引につなげるというのはいけないような気がします。やっぱりほどくべきですかね?ほどくとするとどっちを?という問題にも直面します。 身頃かな?誰か後押ししてください。

Cherry Blossom Scarf for MEN!

この間届いた桜色のメリノシルクで薄いガーゼのような柔らかなスカーフを編みました。 ホラ、薔薇のようですね。 広げると、「体を洗うタオル」に見えなくもないですが... いいんです。肌触りが重要なんですよ。首にふんわりやさしく。幅は広く、巻くのじゃなくて、胸元で重ねる感じで紳士っぽく着用してもらえるように。 端がラブリーになってしまいましたがこれしか思い浮かばなかった。着用すれば見えないからいいの。 この糸、編機でも大丈夫でした。これよりやや太いアルパカ糸は切れたりするのに、ですよ。

コットンスラブのサマーセーター

地味だけど奥深い色合いの色同士をちょっと大胆な二色使いしてみると、ちょっと斬新。ルーズなフィット感でタラっと着られるようにしてみたら、直線な感じもしない。コットンの重みのおかげかな。偶然にも色の切り替えが胸のあたりで、ちょっとセクシー。 編機で編んだ。本当はゲージをいじってもっとザックリさせたかったけど、私の編機はスタンダードゲージなのでそれは無理。でもこの目の詰まった感じもいいかもね。