Category: 編み物

先日の赤ちゃんカーデは毛糸が全然足りないことが、北欧の白夜のごとく明らかなので、とりあえず放置しておくことに。 そこで、リバーシブルのなわ編みでメンズマフラーを編もうと、試行錯誤。 まずはラベリでこの編図を見つけ、アレンジしてみることにしました。 リバーシブルでなくとも、なわ編みは幅と交差の頻度について大いに悩むところです。悩みが倍増ってことです。 まずはリバーシブルぶりを披露。編み始めの10センチぐらいの糸の向きに注目してね。 その１ その２ これ（上）は4x4のリブ編みを半分に割って 4目ずつ8段おきに交差させてます。リブ編みなので 2目交差に見えるけど、4目交差なので交差点はボリュームが出る。裏表のない編地は、コチラも試してみましたが、交差させるとものすごくボリュームが出るのでびっくり！だから超極太で交差させるとマフラーが板っぽくなり首に巻きづらくなる、というコトになりかねません。だから細い糸で編めば満足感が得られるかなと。 なわ編み以外の部分は鹿の子編み、端はガーター編み、で裏表のない編地の大集合。 それでは 2x2のリブで交差させてみましょうか。つまりは1x1のなわ編み。5段ごとに交差。 鹿の子編みに負けているかもしれない... でも大胆さがなくなって、これはこれでよいかもしれない。4段ごとに交差させればよかったのかな。なんだかよくわからなくなってきました... そんな細かいこと首に巻けばわからなくなるけど。 比べてみると、こんな感じ。 教授のマフラーなので、「どっちがいい？」と聞いてみたとこで、「どっちでも」と言われるのは予想できるね。「ねー、どっち？決めて」と執拗に迫ったりしたら、面倒がられそう。試作というのは虚しい行為です。だからせめてブログって、世の編物好きさんとこの成果を共有しよう、と思うわけですね。ね？ 試作のアリ地獄にはまるとマフラーを完成させる前に、「寒いな...」と市販のマフラーを買われてしまっては元も子もないので、1時間以内に決めようと思います。

6ヶ月サイズの赤ちゃんカーデにやたらと時間がかかっています。 とても綺麗なパンプキン色の手染めメリノウールなので、シンプルに編もうと身頃も袖も編んだのに、シンプルすぎて途中で嫌になり、ほどく。 ラベリで可愛い編地のカーデを見つけ、開始。 ノルウェー人がノルウェー語と英語のバイリンガルで無料配布している編図。最近私は俄かにノルウェーファンなのです。これは、はじめは母国語だけで配布されていたところ、英語圏の人たちが「英語版もお願い」と頼んだのでした。デザイン考案、写真撮影、編み方説明、ブログ、ブログとラベリのリンク、その上翻訳と、すべて無償でやってしまうのがラベリ星のラベリ人です。そして人の親切心をよそに、フォーラムに「このラグラン、下から編むヤツだからわからない！」と無碍にコメントするのもラベリ人です。 話はそれましたが、このラグランのカーデを、超極細糸で編んでいるため、新生児用なのに目数は一人前の大人サイズぐらいあります。キーッ！！急がないと赤ちゃんがでかくなってしまうし、早く編み上げてプレゼントしたいわーと思っているのですが。 でも、一抹の不安が。 新しい編地はややワッフル地なので、もしかして糸が余分に必要かも... すなわち糸不足に見舞われるかも、です。そうしたら買い足せばいいよね！と思ったのですが、オレゴン州ポートランドで買ったし、手染めなので。ま、そんな場合は、前立てを別糸で。おしゃれのために糸を替えるのではなく、糸がないから仕方なく...

ちょっと申し訳ありませんけど、「手づくりタウン」をこき下ろさせてもらいます。 編物レシピが検索できるといいながら、検索履歴が３つまでしか表示されないことに疑問を感じたのが発端でして。どんなかんじ？と試しにレシピ検索。とりあえず無料のものをマイレシピ。普通の PDF がくるかと思いきや... 365日の期間限定。無料配布のやつも有料で購入済みのものでも同じ。 なぜですか？無期限でいいじゃない？特に買ったものは無期限にすべきじゃねーか？ そして、ファイルを閲覧するには、いちいち JAVA を実行。パソコンは仕事にも使っているので違うバージョンの JAVA とか無節操にダウンロードしたくありません。 リーダーを Acrobat にしとけばいいのに、ユーザーに保存させたくないもんだからか、アドビにライセンス料払いたくないのか、独自の（？）保存ボタンなしのユーザー インターフェイスでファイルが開く。印刷はできるけど、保存はできない。しかも、ここでこきおろすためにスクリーンショット撮ろうとしたら、それもできない。ケチ臭さでは上手をいっている。 有料レシピも試してみたんですけどね、同じです。 しょうがないから、紙に印刷した後のファイルをスキャンしてパソコンに保存。 って、どうせそういうことみんなするんだから、最初から PDF を保存させてよね。 超面倒くさい！！！ なんですか、コレ。 使いづらいです。ケチくさいです。顧客のために作られたサイトじゃなくて、仕方なくデジタル時代に対応してみただけ、みたいなサイトですね。 これ、時代に追いついていないというよりは、なんか怖がっていますよね？違法コピーを恐れてますよね？ もうちょっとほかのサイト研究したらどうですか？有料の編み図でも、精算済みだったら PDF を自分のパソコンに保存できるのが海外サイトは一般的（北米の話だが）。というか、そんなに怖がるなら200円に価格設定するのが間違いじゃないですか？ 海外在住者や、簡単に書店にいけなくて、オンラインで本買って配送されるのを待つのが嫌な人とかを対象にしているなら、間違ったアプローチですよね。 手芸系のレシピはもう「売る」のが難しいとは思いますが、本やダウンロード版を買う人は買うし、コピーしちゃう人はデジタルだろうがアナログだろうがコピーしますって。まあ、編物人口が少ないだけに、iTUNE の勝利に見られるような、コトは起こらなさそうですが。

ビンテージっぽい、真っ青な色が気に入った。 編地もなわ編みより簡単なのに出来栄えに対する満足感はさらに高いかもしれない。ユニセックスなかんじなのもいいわ。糸もアクリル、ナイロン、ウール混毛なので安い。かといってチクチクするわけでもなく、弾力性もある。首に巻いても平気。獣毛苦手な人にはいいよ。 ドアップ 裏側編図を見ればリバーシブルな編地ではないことは一目瞭然ですが一応お披露目 「編みものこもの」ではこんなふうにナチュラルな感じで紹介されているけど、私はこーゆーの苦手。だから真っ青。北国に住んでみて思うけど、冬はみんな一斉に暗い色のコートを羽織るので、灰色な街がさらに灰色になる。そんなときにバァーっと明るい色を着るとそこそこの鬱対策にはなる。 Yarn: Berroco Vintage Colors, 2.5 skeins Needle: US9 (5.5mm) Pattern: 「編みものこもの」の P33

できたわー。 日本女子レスリングで金メダル2個取った日にプルオーバー完成。一応ラベリの編物オリンピック用だから間に合ったわー。正式参加してないけど。 Americo の Winter Flamme を 1.5 skeins、コットンのほうをほんのちょっと。 US7 で首からぐるぐる編んだ。パターンはここだけど、シンプルだから自分でいろいろアレンジできる。私もちょこちょこ変えた。黄色のトコがコットンなのは、黄色はコットンしかなかったからです。 これさ、前身ごろのど真ん中から、輪にしないで編めばカーデガンにもなるね。これでみんなで勝手にアレンジしてニットアロングしたいわー。 意外と可愛い。これ着るー。ワタシ好み。編むのは別として、着るのはシンプルなセーターが好きなんだなー。スケ具合もちょうどよろしくてよ。 アメリコの糸は高いけど、ふんわり編んだほうがよい感じの糸がほとんどなので、２カセでこれ編める。パターンも無料、〆て４０ドルですわ、奥様。

オリンピックの閉会式までに仕上げるプルオーバー。 仕上げられそう！ 袖を五分袖の筒袖にしたしな。 ボディは心持 A ラインにしたけど。適当に増し目して。 首から編むのっていいね。ボディや袖の長さを編みながら決められるから。 色々な国の国旗とかユニフォーム見ていたら、こんなふうになりました。 スラブヤーンのようなテクスチャーのある細い糸をザックザクと太目の針で編んだから、ふんわりしてますよ。

今週は好きしたい放題だわ！と思っていたらオリンピックを「ながら見」し、あちこち出かけていたら終わってしまいました。でも一体何をしていたのかわかりませんが毎日忙しかった。 Ravelry の「オリンピック期間中に編物開始して仕上げよう！」という編物イベントに参加してみっかな、参加するのも面倒だから勝手に編もうかな、ということで、テレビ見ながらでも簡単に編めそうなプルオーバーを始めた。 首から編み始めるやつ。水泳にかじりついていたら、作り目をひねった状態で編んでいることに気づかず、無限大のマークみたいなことになっていることが発覚。 編み直し。 いろんな国旗を見ている間にヒラメキが！ 終わるかなー。

前に編んだツイード ストライプ セーターは、私には大きいし気に入らなかったし、ほどくのも面倒だし、なんか使えないかな... と思っていました。 100% ウールだ！ と思い出し、洗ってフェルト化してみました。ジーンズと一緒に (摩擦させるため) ２回ぐらいフツウの衣類洗剤で洗った。ウチの洗濯機すごくハイテクなはずなのですが、壊れていて水でしか洗えないので水で洗い、乾燥機でちょっと加熱。 ボタンも換えてみたけどな... BEFORE AFTER サイズはけっこうピッタンコ。着れる。 それでもやっぱり気に入らない。こんな服着ないもん。 それなら何で編むの？ということですが。編むことと着ることは別なので。 まあ、縮毛させるとどれぐらい違うかということが分かりましたわ。 ギューっと縮んだから、風通りにくくなって保温性高まりましたわ。ファッション性は変わりませんが。 この後、どうしようかなー。 切ってぬいぐるみでも作ろうかなー。 無駄に時間を費やしていますね。 でもこれ３ヶ月ぐらいまえのことよ。もう前進しちゃってるわよ。

黄色祭りは続く... ジレに使ったのと同じ糸の色違い。麻とコットンと化繊のブレンドで糸はすごく好き！ でもなー、試着してみたらテンションが一気に下がった。 体に馴染まない。腕も上がらないし、首周りも落ち着く場所がない。 逆さまにしてみてもダメ。 ほどくのも面倒ね。私よりさらに小柄な人だったら大丈夫かもしれない。 そして、昨日仕事場に向かう途中、毛糸屋によってみたらこんなブルーが目に飛び込んできて、これでマフラー編んだら可愛いかも... と。こーゆーブルー大好き。しかもこれアクリルブレンドだからお安い。でも手触りいい。

これ、いいわー！ Knitters Pride のかぎ針。メイド・イン・インディア。お値段もカナダだと$3.99あたりだけど、アメリカだとさらに安い。 私は棒針で編むほうが好きなのでかぎ針にあまり注目したことありませんでした。以前 Crystal Palace の竹のかぎ針を好んで使っていましたが、力んだらフックの部分が折れてしまいました。以来、クローバーとかスーザン・ベイツ、中国の聞いたことないブランドのものとか買って使ったけど、フック部分が鋭角すぎたりして、イマイチでした。クローバーのグリップ付きのやつは高すぎるしね。まあ、道具類の好みは人によって違うから、それぞれ模索の旅に出るものと思いますが。 これはネットで買おうと思ったけど、歯医者の帰りに寄った毛糸屋さんに置いてあったので、店員に「どお？」と聞いてみたら、 「アイ ラブ イット！」 と諸手を挙げて絶賛しておりました。こういう毛糸屋さん大好きだわ。エグリントン駅にある Mary Maxim です。 それで今これ編んでる。今私の中では黄色、黄色、黄色、黄色。この間まで編んでいたヤツに使った糸の色違い。美しい中に繊細な翳りのある糸でございます。