教授の仕事のためミルブレーに滞在中です。海しか見えず、空港と高速道路の騒音しか聞こえないようなところに缶詰で某国際学会の論文査読をひたすらしていました。今夜解放され帰っていきましたが。空港近くのホテルというのはこういうことするにはもってこいの場所かもしれません。ホテル内はいたって静かだし。集中して仕事がしたい!と思っている人にはおすすめです。 HWY101の東、海側にあるホテルだというのに(つまり車がないととても不便な立地)、今回私は車をレンタルしないことにしたので、毎日何度も101の高架道を歩いていました。あの辺のミルブレーで歩いている人はあんまりいません。車を運転している人も歩行者を見るとびっくりしたり、ムッとしたりするし、「浮浪者には見えない私」をジロ~と見たりします。 でも新しい発見!HWY の出入口あたりにある木々がこんもり茂っているところに、浮浪者がこっそりといろんな廃材を集めて家を作って住んでいます!猫も飼ってる。白人男性で、身なりはおどろくほどきれい(こっそりと観察してた)。独りなのか仲間がいるのか不明だけど、独りかな、おそらく。夜になったら 101 を越えて町のほうに行ったり、ホテルの方角にいって、残飯を集めたりしているのではないかと思う。 あんなとこに住んでたら騒音がすごいだろうけど、誰も来ないから襲われないしね。浮浪者襲う人いるからね。現代のハックルベリー・フィンだな。 教授が帰っていったので、私はミルブレーのもっと便利のいい別のホテルに今日から移動。 あ、カルトレインからは返事がありません。 教授にも紛失に至るまでの出来事を報告しました。「アンビリーバブル!バット ナット アンビリーバブル!」となんかのスローガンみたいなこと言ってました。
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ショックぅ~(紛失)
今日、サンマテオからカルトレインに乗ってサンフランシスコに行く途中、電車の中で編み物してて、「ひょっとしたらミルブレーで BART に乗り換えたほうがいいかも!?」と思いついて、慌てて電車から飛び降りたら、2つ持ってたバッグの1個を電車の中に置き忘れたよ~ん(涙)。 そのバッグは写実的なウサギの後姿が描いてあって気に入ってたやつ。そのお気に入りのバッグの中には、さらにお気に入りの黒のニット ロング ジャケットが入ってた。これは3,4年前に買ったものだけど、本当に気に入っててよく着ていたので、袖口がほつれてきてるぐらいなんだけど、「こんなに私の趣味にピッタンコな服はない!」と思えるぐらい好きで、ボロボロになってきていたから同じものを自分で作ろうと思ってたぐらいなのに!(紛失したからもうパクれないし...) でも、このカバンといいジャケットといい、好きな人にしかピンとこないシロモノだし、サンフランシスコのカルトレインの駅に届いてるといいな~、とものすごく淡い希望を抱いて電話でメッセージ残したけども... 私は一昔、変わったプリントの洋服が大好きだったので、ものすごく写実的なウサギのこのバッグと同じウサギのワンピを家族からプレゼントしてもらったのさ!下迫秀樹という人のデザインした不思議なプリントだから、このバッグが万が一盗難にあったとして、誰かが持っていたら、一目でわかる。 ニットのジャケットも、地味ながらもすぐわかる、と思う。ああ、でもあのジャケットに普段はお気に入りのピンブローチをつけてるんだけども、旅行中に失くすとイヤだなと思ってはずしておいたのが不幸中の幸い!!! 嗚呼ショック!電車のドアが閉まった瞬間に気づいたから、駅のプラットフォーム、電車に合わせて走ってしまった。 でもね、私、何を隠そう、「忘れ物」の女王様です。 だから、教授に言うのが怖い。きっと「またかよ...学ばないやつだな」というリアクションされるに決まっているので、それがイヤ。紛失したことに気づかれる前に、カルトレインから「見つかりました」っていう電話が欲しい!
Fleet Week & 99ners & etc in San Francisco
今サンフランシスコのはずれ(ミルブレー)におりますぞ。 到着日のみ教授と二人で自由になる時間があったのでサンフランシスコに行きましたが、Fleet Week だったことを忘れていてすごい人!!! 私たちが行った時間帯はもうエアショーは終わってましたけどね。 その代わり、若い軍人さんたちが繁華街に繰り出しているシーンに遭遇!いろんな軍服姿の若者がいっぱい!みんな本当に若い!ティーンエージャーとか20代前半よね。Fleet Week の別の一面を見ました。 ミリタリーの身分証明書持っていると入店無料。この店から軍人さんがいっぱい出てくるの目撃! Embarcadero では 99ners がゆるゆると抗議デモ。 ニューヨークのとは違ってゆるやかな感じで抗議していたので、ついうっかりハロウィーンの前触れイベントと勘違いしそうでした。これね、トロントでも飛び火してやるそうです。 トロントを発つとき空港のセキュリティがダダ混みでした。セキュリティを請け負っている会社の労働組合がスケジュールに不服ということで、「セキュリティチェックをわざとゆっくりやって、旅行客を困らせることで抗議」という甚だ迷惑なことをやっているからです。私は目撃したよ!すごくゆっくりやっているところを!まあね、あの作業、あんまり楽しそうな作業ではないし、繰り返し作業だし。でも本当に迷惑でした。余裕バッチリで空港に行って、エリートステータスがあるので、チェックインとかセキュリティも優先されてるのでスイスイ待たずに行ったのに、あのメタルをくぐる段階で待たされて、結局搭乗時間にゲート到着でした。これはいけませんよね。乗り遅れたらどうしてくれるのさ!!
ウネウネスカーフ(黒)
ウネウネスカーフのファンから「黒でやってほしい」という依頼があり、黒でウネウネ編みました。 黒かグレーかで悩んでいましたが黒にして正解ですわよ!きっぱりとしていて、隙間から見える色が楽しめます。 こんなふうに掛けているだけだど、ウネリが目立ちませんが、首に巻くと弾力性のある編地がビヨーンと広がります。 黒い糸は明るい昼間でないと編みづらいですが、今回黒の毛糸を比べてみて、黒にもいろいろなシェードがあるし、素材によって随分表情も変わる(ヘタすると『毛』に見える糸もある)と思いました。これはアルパカとシルクのブレンドです。 このおかげでちょっとした私の中では黒ブームです。
北米のブランケットの全体図の写真集
タイトルに「の」が多いな。 トロントとサンフランシスコでつなげたブランケットの全体図の写真集です。とりあえず手元にある分だけ。まだブランケットつなげてるから。クッションも入れないとね。 https://picasaweb.google.com/s/c/bin/slideshow.swf 素敵なブランケットでしょう! ドハデですが、色んな色が入っているから何にでも合います。 日本でつなげたのも、北米でつなげたのも、これだけの色が一枚に入っていることが「One of a kind (一品モノ)」です。これだけの色を個人が独りで集めてブランケット作るのは難しい(お金と時間がかかる)。 縁編みも、ニットに詳しい人たちが試し編みして研究して話し合い、バラバラのモチーフでここまで完成度を高めることができました。 このブランケットがどんなふうにして作られたかを知っている人たちが見ると感動がひとしお。モチーフ編みに協力してくれた人、糸を寄付してくれた人、そばで様子を見ていた人たちが実物を見たら、涙の一粒も流れることでしょう。 でもそんなこと全然知らない人が「わっ!きれい!」と買ってくれて、後からこのストーリーを知ったら、すごくブランケットを大切にしてくれるんじゃないかと思います。クリスマスにこんな素敵なブランケットを誰かに贈って、家族や友人を囲んでクリスマスイブの夜に「ブランケットが出来るまで」の話をするなんて、すごく素敵な一年の締めくくりじゃないですか!? 善意とハンドメイドのゆっくりさとリサイクルの精神がフルにいかされていて、最終的にこのお金が親を失ったけれども日本の将来を担う若い世代のために使われる、というのは本当によいことだと思います。 英語で書いたものですが、トロントの11月25日のイベントに参加申し込みしたときに審査があったので、そのときに書いたストーリーをブランケットにつけて売ろうと思います。日本のブランケットを買ってくれた人にも読んでもらえるよう、ここにコピーしておきます。 ---- The Blanket Story ---- We are knitting to raise money for Japan's earthquake relief efforts. The TV images of the Tsunami captured the world's attention and made everyone utter "Oh My God!" On reflection, I realized the relief efforts… Continue reading 北米のブランケットの全体図の写真集
アップル
スティーブ・ジョブズが亡くなる日はそう遠くないと思っていたけど、今日だとは思いませんでした。ず~っとこのニュースでもちきりです。 私はシリコンバレーで長い間働いていたし、スティーブ・ジョブズと同じ町に住んでいたし、最初に買ったコンピューターはアップルのクラッシック II だったし(名前はうろ覚え。カラーじゃないやつ) ... でもね、一番はやっぱりああいう世代にすごく憧れてた。友達に何人かあの世代のアメリカ人(というかあの時代にカリフォルニアにいたことが重要なのかも)がいるけど、私が翻訳の世界に入ったのも彼らのとのつながりが大きかったと思う。 反抗的だけど世のためになることをする結果になったり、学校嫌いなのに頭がよくて、信心深くないけど精神的な何かは信じてて... 長くは生きなかったけど、あんなに波乱万丈で充実した一生を送ることができてカッコいいよね。私もあんなふうに生きたいな。 私はアメリカに引越したとき25歳だったんだけど、そのとき親しい友達たちと文集作るのを楽しみにしていて、「人生75年生きるとして現在25歳、毎日8時間寝て、8時間仕事して、残りの8時時間が自分の時間とすると、そんなに時間は実はないから、仕事と趣味が限りなく近いような生き方をしたい。」というようなことを、自分への餞として書いたんだよね。 今日は訃報を聞いて、このことを思い出した。
身だしなみは大切
身だしなみをちゃんとしておかないと、マジメにしていても、偉業を成し遂げても、どこか滑稽。 わかったか?
後悔先に立たず
教授がランチ時に常連となっている中華料理屋が「もっといい場所に移って名前も変えて商売するんだ!新しい名前は...ナンバーツー!中国人はナンバーワンが好きだけど、ウチはちょっと違うってトコみせたいの。」 とキッパリいうので、びっくりしてあんぐり口を開けたまま「やめたほうがいいんじゃない?」とか「ナンバーツーの意味知ってるの?」と聞くのも憚られるかんじだったので、「ま、そのうち誰かが忠告するさ」と放っておきました。これは春の終わりの話。 最近チャイナタウンに「ナンバーツー・レストラン」という看板が架かっているのを2週間前に発見し、「ヤ、ヤバイ!」と教授に報告し、今日やっと教授が行ってきました。看板は外されていました。 「ナンバーツーの隠れた意味知らなかったから... 看板外して、名前変更の申請してるとこ...」 とオーナーが、ランチをちょっと過ぎた時間なのにガラすきで教授以外誰もいないレストランで、教授の横に座っておしゃべりしてきたそうです。前の場所ではランチ時は満席の店だったのにね。 あんまりにもヒマだったので、「これ持っていって~」とお菓子をお土産にくれました。それを夕飯のデザートに食べながら、 「やっぱりあの時言えばよかった、やめたほうがいいよって。」 と二人して後悔しました。私はむしろ「ナンバーツーの看板の写真撮ろうと思ってたのに...」という違う後悔をしていましたが。 というわけで、Spadina 通り西側で College と Dundas の間にある現在名無しの店は「元ナンバーツー」で、実は美味しいレストランなのでみなさん機会があったら行ってください。
秋の空
秋風が沁みました... やっぱり秋が来るのが早いと思うな、トロント。 10/1 の日没から 10/2 の夜明けまで一晩中続く Nui Blanche というパブリックアートイベントがありました。今年は近所を回ったのですが、いろんな人が道端で各々ギターを弾きながら歌っている場所があって、そこを通りかかるときに歩行者も一緒に歌っていて、これが一番楽しそうでよかったです。たぶん便乗者なんですけど、「選ばれたアート」よりこっちのほうが面白かったりするので、もっと便乗者がいてもよさそうな気がしますが、寒すぎたのか意外と少なかったです。 あとね、地下鉄の Bay 駅がお泊りコーナーになっていて、パジャマパーティみたいなことになっていたらしいです。これもアートのひとつだったらしい。行かなかったけど。 でもすごく寒くて真冬みたいな格好して行きましたが寒すぎてすぐ帰ってきました。
今月のモチーフと日本のカタログ販売
9/28 水曜日はトロントのモチーフナイトでした。 レギュラーメンバーが軒並みお休み、新しい人たちの参加、そしてもうまた1人トロントを去っていく人が来てくれました。カナダはワーキングホリデーなどで短期滞在の人が多く、お別れが頻繁に来ます。このプロジェクトの立ち上げのかなり始めのほうからサポート&参加してくれていた人なので別れは寂しいです。 最後に赤と黄色のモチーフを編んでくれました~。 新しく参加してくれた人は早くも編み物にのめり込んでしまったそうです。編み物の世界へようこそ。。。 ちょっと~、これ手芸業界にめちゃくちゃ貢献してない? トロントはこれからブランケットのカタログ写真を撮影するところですが(私が。ヤベーなー。昨日撮影のコツとか教えてもらったんだけどね。。。)、日本ではもうカタログができてます!わーすごい。 http://atricot.jp/tjwk/catalog.html というわけでお買い上げくださると売り上げは「あしなが育英会」に寄付されますので、秋風が沁みるな、と思ったらクリックしてねん! ここからはトロントとサンフランシスコのブランケットは買えないんですけど。北米のブランケットはまず11月25日(金曜)のイベントで売りますから是非お越しください!
