邦題『悪い奴ほどよく眠る』
白黒映画仲間には、黒澤明ファンがやはり何人かいて、これもDVDで何度も見ていると言っていた。
普通の映画だと、このあらすじの前半だけで完結してしまいそうだが、黒澤明がそんなことで終わらせるはずがなく、いやはや複雑だった。こめかみが痛い。
人を憎むって難しいね。憎しみを常に増幅させとかないといけないし。でも人に憎まれる場合は、「そこでそんなことする?」と人を裏切るラインがいつも同じ。映画の後のおしゃべりに参加できなかったのが残念。
この映画とは「眠り」で関係しているだけだけど……
私のウォッチリストになぜか「Fight Club」が長いこと入っていたので見た。なぜこれを見ようと思ったのかが思い出せない。映画の内容は、わかるなぁ。
なんかこう、『悪い奴ほどよく眠る』は1960年代って感じがするし、これは1990年代って感じがすごくする。登場人物の洋服や髪型のせいなのか…?
映画とは関係ないけど、グループの仲間の一人は車椅子なので、劇場によって車椅子用の座席の位置の配慮が違うと言っていた。最前列や最後列が多いけど、最近は、中段に設けて、「みんなと一緒に見ている感じがすごくする座席」にしている劇場もあって、そういうところへは嬉しくてリピートしてしまうのだそう。

