The Front Runner

1980年代を舞台にした映画が多い気がするのは、そういう映画ばかりを私が好んで見ているからなのか。

The Front Runner は、アメリカで大統領候補になるような人の「ベッドルームのお話」(ピンクスキャンダル)が、彼らの政治生活の脚を引っ張り始めた頃のお話。

ヒュー・ジャックマンがいかにもクリーンそうな啓蒙的な政治家役をやっている。そこへ下世話なスキャンダル。「クリーンそうな啓蒙的な政治家」の嘘臭さが炸裂!! そして彼は落ちていく。根が意地悪な私は「ざまあみろ」と思った。トランプのような「啓蒙」とは程遠い人はピンクスキャンダルが起きても強く、存在が泥臭く、「ウソっぽい政治家」なのに、「クリーンそう」だった人のピンクスキャンダルは致命的。いつも「いい人役」ばっかりやってるヒュー・ジャックマンだけど、この役すごい!と思ったら、この映画、あんまり人気ない……

浮気された奥さん(ヴェラ・ファーミガ、好きだなぁ)と浮気相手の女の子も、「ステキな男」へ過度な期待をしているところが、なかなかいい。

ただ、その面白い部分に行き着くまでに時間がかかるのが難。最初の15分ぐらいは大統領選予備選の様子なのでワサワサワサワサしていて全然落ち着かない。

メディアが今では信じられないような重い機材を持ち歩いていて、機敏な動きが取れないはずなのに、動いている。昔の追っかけカメラマンって大変だったんだろうな。

Leave a comment