友達からもらった。
この本の帯に「全国学校図書館協議会選定図書」「日本図書館協会選定図書」と書いてあるけど、この本の内容は、手がかかって仕方のなかった旦那さんを見送り、やっと自分の思うように生きていける! と喜んでいる黒柳朝の「老齢期の生き方」についてのエッセイで、彼女の性生活の悩みまで書いてある。小中学生には、読んでもピンと来ないし、人生の指南書にするにはあまりにも早すぎる。「トットちゃん」効果の余波だったのだろうか…….
この本にも書かれているが『チョッちゃん』で表舞台に出た黒柳朝は、アメリカやカナダでも講演会をしていた。たぶん、この本はトロントに彼女が来たときに、誰かが買って、サインをしてもらったもののよう。いろんな人の手を経て、ワタシのところへたどり着いたところが、いとおしい。
本の内容より(内容は既に知っているものが多かった)、そんなことのほうが心に響いた。

