Dinner at 8

松竹新喜劇みたいで、食事会開催が危ぶまれるほどドタバタドタバタしておきながら、結局定刻8時にディナーが始まる、というオチで終わる。

ジーン・ハーロウが妖艶で可愛く、上品さのかけらもない地で演技している感じもよかった。ドリュー・バリモアのおじいちゃんも出演している。

Pre-Code 映画といって、アメリカ映画界で、エッチなシーンやタブーな恋愛なんかを映画に盛り込んではダメというルールが設けられる前に制作された映画だけど、現代の目線で見ると、どこがふしだらなのか、あまりわからない。上映前に当時のファッションを語ってくれるトークもあり、映画の中の衣装を見ているだけでも楽しかった。が、映画は2時間近い。途中あちこちともっと短く編集してくれたらいいのに!と思った。

トークで靴が話題に上った。1930年代(?)の女性の間で、どんな洋服にも合うからという理由で、ゴールドとシルバーのコンビの靴が重宝がられて流行っていたらしい。実は、私もキメファッションのときはゴールドとシルバーのコンビ靴を履く。まさに、何にでも合う=一足で済む、という理由で。

後で白黒映画の仲間と映画について話し合った。嗅ぎ塩の話が出てきたけど、昔のこととなると、仲間の高齢者が威力を発揮して教えてくれる。さらに、ロイヤルウェディングについて総括的な会話をして帰ってきた。ロイヤルウェディングのことを「何だよ、あんなもの!」と好意的でない人でもしっかり見ていた。私はネットフリックスのドラマ『The Crown』が好きで、現実のイギリス皇室とドラマの世界を混同しているので、「ハリーとミーガンは絶対に別れない!」と主張。

Leave a comment