ウィリアム・デフォーが「こんなおじさんいるいる!」と思わせる見目姿で、ちょっと好きになった。が、映画そのものはあんまり笑えない。苦笑いぐらい。フロリダの明るい太陽と、暖かさと、ディスニーの近くってことでピンク色の眼鏡で見てしまう。こういう家族は北国にもいるけど、やっぱり漂わせている悲壮感が違う。フロリダならTシャツと短パンで生きていけるし。ああいう環境の中で、いくら親切な人がいても、世間はどの辺で一線を引くか、がアメリカっぽかった。
映画館はいっぱいだった。エンディングが意外だったので、客がざわついていた。ざわついて、エンドロールが流れ出すと、ささーっと立って帰る人続出。エンディングについて話し合いたかったのかも。
オスカー受賞式の日まで、あと1本か2本みたい。。。でもあんまり出掛けられない。。。

