The Shape of Water

ちょっと前にAGOへギレルモ・デル・トロの展示会を見に行き、助走をつけた感じで「The Shape of Water」を見に行った。

残酷でグロくって、エロくもあり、愛もある。「ひぃ~」と目を塞ぎながら見たけど、とてもよかった。パンズ・ラビリンスと同じぐらいに好きだ。トロントのElgin劇場が何度も出てくるから、地元民は喜んでいた。撮影がトロントとその周辺で行われたとか、監督がトロントの住人だとか、地元愛をくすぐる要素が多いせいだな。私もテンションがあがった。

映画を見る前に、ラジオ番組のインタビューでデル・トロが、あの「魚人」は日本の鯉の版画にインスパイアされて作ったと話していた。鯉というよりカエルっぽい、と思っていたら、最後のほうできれいに光っていた。それより、オクタビア・スペンサーの顔が半魚人っぽい。

http://www.imdb.com/title/tt5580390/

半魚人といえば、昔会社勤めをしていたとき、ランチによく通ったタイ料理の店に、半魚人にそっくりなタイ人の女の子が働いていた。私たちは愛情を込めて「ハンギョドン」とあだ名をつけ、ハンギョドンも私たちのことを気に入っていた。いつも同じ麺を注文していたので、ハンギョドンは「あんたたちが今日食べるものを当ててやろうか」と自慢げに話しかけるようになった。そしてそれが私たちの「お約束」の会話になった。ハンギョドンは半魚人にそっくりなだけあって美人じゃないけど、ハンギョドンの同僚にすごく美人のタイ人の女の子がいた。その子は、いつの間にか、お客さんらしきアメリカ人白人男性といい仲になっていた。

回りくどい話になったけど、ハンギョドンとオクタビア・スペンサーは似ている!

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