クリエイティブ・ライティング、その2も終わった

またまたクリエイティブ・ライティングのコースが終わってしまった。今回は8人だったのでもっとお互いの書いていることをよく知ることができたし、いろんなことが話せてよかった。

フィードバックをするときに、授業の中で話し合うのと、紙に印刷して細かいコメントを書き込んで手渡しするのと両方あったんだけど、その手渡しのほうに、容赦ないコメントが書いてあったり、誤解を招いたコメントがあったらしい。そういうのは水面下で起きていた模様。確かに、書いて渡すコメントは便利なこともあるけど、誤解も招きやすい。話したほうが速いこともある。この辺の事情は、普段の翻訳の仕事でも同じ。私は仕事でそういうコメントを受けることに慣れているから、厳しいコメントにもそれほど動揺しなくなっているだけなのかもしれない。

コメントに関しては、「こっちはあれだけコメントしてあげたのに」とコメントが少ない人に対して若干不満を感じたことはあったけど、実はそれは、私が結構完成度の高い状態のものを持っていったせいかもしれない(一回日本語で書いたものを英語で書き直しているため)。他の人はもうちょっと下書き状態だった。

しかしながら、今回のクラスも非常に実りあるもので、そう思ったのは私一人ではなかった。定年退職したオバサンが一人いて、その人は、自分より若い人に囲まれて知的好奇心が久しぶりに満たされたのがうれしかったみたいで、授業の後、普段は一緒に渡らない歩道を歩きたい、と言ってはいつもより長く一緒に歩き、「ハグしてお別れしたい!」と言い出して、私とあともう一人の3人でハグした。

私はどうしても今書いているものを完成させたいので、これ以上、どのクラスを取ればいいのかわからない状態。どうやら、大きなストーリーを完成させるには、マスタークラスなるものを取らなければならない仕組みらしい(まだちゃんと調べてないけど)。そんな面倒なことはしたくない。そんなことに授業料を払うぐらいなら、プロのライターに家庭教師をしてもらいたい。

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