聖の青春

万感胸に迫る思いで「聖の青春」を読んだ。同世代というのもあるな。村山聖が好きだったボストンの曲をずーっと聞きながら読んだ。私もあることをきっかけにほぼ自分の好きなことだけをして生きているけど、常に死を身近に感じているわけではないので、「生き急ぐ」ことがなく、ダラダラしている。

映画も見たけど、やっぱり映画だと方言の問題(広島弁と関西弁のダブルパンチ)と、本人がかっちょよくなりすぎるので、本のほうが面白かった。映画は映像と音声が勝負なんだから、そこんとこなんとかならないのかしら、と思うけど難しいのかな。

実は、映画で聖役だった松山ケンイチにそっくりな中国人の男の子がライティングのクラスにいて、昨日授業の後、「ちょっと見せたいものがある」と言って引き止め、スマホ画面を見せたら、ちょっと喜んでいた(一応、松山ケンイチだし)。しかも「将棋」を知っている子だったので、話が早かった。

羽生善治の本もいくつか読んだけど、棋士の考えていることを読むのはとても面白いね。この本は本人が書いているわけじゃないけど。

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