ブレードランナー2049、見に行ったけど、思ったより静かな感じで、語りの多いところでうたた寝してしまった。ライアン・ゴズリンの軽妙な感じがよかったな。
1980年代の時点では、レプリカントのコンセプトはドキドキして新鮮ではあったものの、2017年だと現実味がありすぎて「嫌だな」と思ってしまった。いろんなAIもの映画の題材がひっぱってきてあって(引っ張ってきたつもりはないと思うけど)、オリジナルのブレードランナーの要素も盛り込んであるから(当たり前だけど)、既視感も強かったね。
新ブレードランナーとその恋人のからみに、「ほほう」と思ったけど、その後でブレードランナーが若干沈んでるのを見て「当たり前だろ」と思ったね。やっぱり、本物の恋愛&本物のセックスが最後の砦なのかな。
ココ役のデイビッド・ダストマルチャンが気持ち悪くって好き。
アナ・デ・アルマスがメークのせいで満島ひかりに見えた。
ハリソン・フォードの後ろ姿に年齢を感じた。
でも、ブレードランナーについて熱く語ってくれる人がいたら、「へえ、面白い映画なのね」と記憶がすり替わる可能性大。

