ゲントその2

ゲントでなんか可愛いお土産はないかな、と探してみたら、昔レースの産地だったらしい。レースは大好き。ということでお土産屋さんへゴー。

「勘弁してよ~」というお土産品の山を掻き分けて、ついに発見。店内を見渡す限り「これはベルギー産ではないでしょう?」とツッコミたくなるレース品がいっぱい置いてあるが、そんな無粋なことは言わない。見つけた可愛いレースを手に握りしめ、「これってゲント産?」と一応は聞いてみると、「んと、ブリュッセル産」という返答。そーゆーことにしこうぜ! お互いに! と私は心の中で思ったね。


だってね、このゲントの町並みのレースとか、本当に可愛いから。たぶん、ベルギーのほかの街でも売られているとは思うけど。そして、この蝶の形のレース! これはお友達からポルトガル土産にもらったのとほぼ同じ。もしかしたらポルトガル産なのかも? でも可愛いでしょう? これでシャドウボックスを作る予定。

ベルギーと言えばチョコレートだけど、留守中に猫の世話をしてくれた友人にベルギーのチョコレートとゼリー菓子を渡したら、激ウマで一気食いしてしまったらしい。自分用には買わなかったから味はわからずじまい。聖バーフ教会の「神秘の子羊」っていう絵も観たけどね、絵よりも、あれを欲しがって色んな政争や盗難が起きていることのほうが私には面白かった。

旅行前に兼高かおるの本を読んでいた。古い時代にカメラ機材やフィルムを背負って世界中を旅した人だから(しかもプロペラ機で最短時間で世界一周した記録を持っているらしい)、自分の荷物は最小限に抑えていた、という苦労話が書いてあった。で、それを真似して荷物をまとめたら、機内持ち込みスーツケースだけでヨーロッパに行けた。それすら一杯にならなかった。3分の2ぐらい。ワンピース4着とエスパドリーユで。底の分厚いエスパドリーユは最強。それは兼高さんのアドバイス。

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