ちょいとニューヨークへ。お目当てはメトロポリタン美術館で今やっている川久保玲の展示。週末は人が並ぶと聞いたので平日に行った。列はなかったし、ゆっくり見ることができて満足! 本当に行った甲斐があった。
メトロポリタン美術館には、半年ぐらい前にシカゴ美術館で見たミニチュアルームの実物大みたいな部屋が「ヨーロッパデコラティブ」のセクションにあって、それを見ながら、あのミニチュアルームの凄さを再確認したね。
ミニチュアつながりで、タイムズスクエアの近くでガリバーズゲート(Gulliver’s Gate)のジオラマも見に行った。世界各都市のジオラマ。まだまだ「空港」を作っているところなので、その経過や作業が見られる。それに、お金を出せば、360度のカメラで自分を撮影してもらい、自分のミニチュアフィギュアも作れる。興味はあったけど、高かったから諦めた。ジオラマの中に私のフィギュアを入れてくれるの? と聞いたら、入れてあげると言っていたが…
マンハッタンのジオラマがすごくよかった。じーっと見ていると、交通事故とか警官(?)に取り押さえられている人とか、ニューヨークの日常がよーく描かれている。
ボタンを押すとミニチュアの一部が動く仕掛けになっている。ナイアガラの滝はハイテクな仕掛けで、滝の水が映像で、本物の霧が噴出してくる。
バッキンガム宮殿では、エリザベス女王が出てくる仕掛けになっているが、そもそも宮殿自体がミニチュアなので、女王は米粒サイズ。わかるかな? 玄関に立ってるけど。
ハイテクと手作り感覚が融合してて、とても楽しかった。細かいものを見ているとイライラする人にはおすすめしないけど、ごちゃごちゃしたミニチュアの中から、さらに小さな発見をするのが好きな人なら、かなりの時間を過ごせる。
アジアセクションのジオラマは中国がすごい。日本は富士山と金閣寺だけで、アジア全体を中国の新幹線がビュンビュン走っていた。このジオラマショーは中国マネーで成立してるのかしら。
入場料は安くはないから、スマホで何回もサイトをクリックして悩んでいたら、そのうちディスカウント価格になった! たぶん、グーグルが私が何度もアクセスしていることも、ニューヨーク滞在最終日で帰りのフライトの時間も全部知っているから、ディスカウント価格を提示してきたのかも!
夜は見たいミュージカルがあったのだけど、どれもこれも値段が高いか売り切れ。それでジャズクラブを2件回ったけど、1つはジュリアード卒の映画「セッション」の世界の人たち、もう1つは年季の入った黒人のおじいさんのラブソング。断然後者が好み。
ほかにもジオラマの写真







