ワークショップで作ったのより、小さいリボントレイを作った。これもキットなので、厚紙はすべてカットしてある。あんまり甘くならないようにと、布を選んだつもりだったけど、リボントレイという宿命には逆らえず、結局甘くなった。
そろそろフタ付きの箱に挑戦しようかと、いろいろ図を描いて、厚紙で箱を組み立ててみたけど、やっぱり、平面とは違って立体は難しい。ニットでいうと、マフラーを卒業して帽子に挑戦するかんじ。ユーチューブで、スペイン語圏の人がやってるカルトナージュの作り方ビデオを見ていたら、日本人が見たら卒倒しそうな大雑把な作り方を紹介していた。しかし、敷居を低く見せるというのは結構大事だとも思う。まあ、最初に基本の「き」だけを教えて、個人の伸びしろをリスペクトするか、最初に正しいやり方を教えて、後で自分で「手抜き」を覚えるか、の違いではあるけど。
話は変わって、今回のアメリカ大統領選、早く終わって欲しい。この時点なら、在外アメリカ人は投票済みの人が多いとは思うけど。やっと最終ディベートが終わり、はっきり言ってパロディのネタ提供以外に意味はなかったし、公衆の面前でどこまで暴言が許されるかの挑戦みたいなディベートだった。アメリカからカナダに引っ越ししてから2回目の米大統領選だけど、トロントにアメリカ人が多いのか、民主党の海外支部みたいなグループがディベートのパブリックビューイングを開催していた。
トランプ陣のモットー「メイク アメリカ グレイト アゲイン」について思うけど、「昔の方がいい」と思うのはやっぱり年寄りが多くない? 私はMad Men(1950年代)やDownton Abbey(1920年代前後)を見て喜んでいても、昔のほうがいい、とは絶対思わない。Downton Abbeyの時代に戻らされるんなら、みんな上階のほうに行きたいでしょう? 下は貧乏な召使ばっかだから。

