仕事が後半に差し掛かって遂に病んできたのか、脳梗塞前の西城秀樹がAIについてトーク番組で話している夢を見た(今人工知能の仕事をしている)。それを聞いて「そうそう。そういうのはヒデキの歌の随所に現れているよね」と西城秀樹研究に勤しむ私は頷いていた。「起きてメモらなきゃ!」と思いつつまた寝てしまった。
夢うつつの世界にいるときにいつもびっくりするようなことがひらめいたりするので、枕元にペンとメモ帳を置いていたのに、いつの頃からか、メモを失くすという理由でスマホでメモをとるようになりペンもメモ帳もなかった。こういうときスマホは威力を発揮しない。
ヒデキが何を言っていたのかはもう覚えていない。でも脳の話だった。しかしAIについて西城秀樹の明察を夢の中で聞けてよかった。
ヒデキのカバー曲ばかりを集めたCDを聴いていて思ったけど、若い頃は英語の発音があんまりよくないね。例を挙げると「Feeling」の発音が「Filling」の発音になっている。「フィリング? 虫歯の話?」と突っ込みたくなる。後になると格段にうまくなっている。
練習の成果なのかなと思っていたけど、ちゃんとした(英語の)ボイストレーナーというのが昔はあまりいなかったのかもしれないという意見を聞いてちょっと納得。前にも書いたけど「傷だらけのローラ」のフランス語版はやっぱりフランス系カナダ人からフランス語の指導を受けたらしく、ケベック訛りで「ローラ」を歌っている。ほかにも中国語で何かを歌ってるのも聞いたことがあるけど、そっちはしっくりしててよかった(中国語わからないけど)
そもそも外国語でわざわざ歌って洋楽を日本に紹介するというスタンスが今はあまりないよね。
よくさー、明治時代の日本の洋風建築が和洋折衷で不思議な感じに仕上がってるよね。東京駅とか。昭和の歌謡曲もそういうかんじがする。

