人工知能は私たちを滅ぼすのか―計算機が神になる100年の物語

えらくタイトルが大げさ。人に読んでもらいたいという願いが強いことの表れだね。

はじめは面白く読んでいたのに、人工知能のことを聖書にたとえすぎで、途中で面倒臭くなった。聖書とテクノロジーの両方がわかってないと、たとえが的確かどうかわからない。だから私にはわからなかった。ダン・ブラウンの本が大好きな人にはいいかもしれない。

聖書になぞらえているので、最後の審判などといって最終章にどんなすごいことが書いてあるのかとドキドキしたが、普通だった。まあ、迂闊に適当な予想できないもんね。逆にそんなに人を煽るつもりはなかったんだと安心した。ものすごく最近の海外のAIニュースが引用されているから鮮度が高い。内容的には、前に読んだ本とほぼ同じ。

パソコンとかインターネットの歴史を振り返ってみると、私個人としては「やたらとお金を遣わされた」といのが真っ先にあって、神がかりなこととは思えない。すでに3冊もAI本を買い出費を重ねた。2045年問題について読むと、Y2K(2000年)問題を思い出すしね。それに、次の東京オリンピックの開会式にロボットがいっぱい出てきそうな気がしてきた。

2045年には編み物に専念したい。

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