不機嫌な果実

新しくまたドラマになるのね。

林真理子のバブル直後の不倫小説。既婚女性が夫以外の男たちと燃え上がり、あれでもない、これでもないと、男を巧みに操る(?)話。妙に現実味を帯びた官能的な話でもあるが。

林真理子の描くバブル期の女は、計算高すぎて、夢も欲望もお金が基本。お金にこだわり過ぎている。主人公の女が、美人でスタイル抜群であるはずなのに、せこすぎる!あまりにせこすぎて、しみったれている!

笑ってしまった。コメディーにしてくれたほうが私は納得がいく。だって、本当にこういう女いるもん。

話ずれるけど、私の場合、たとえば夫婦喧嘩して「相手に非があるから謝罪のしるしとして5万円のバッグを買ってもらう」というような状況になったとき、自分の我慢代が「5万円」みたいで嫌なんだよね。そういうバッグを気に入って使うこともまずないだろうし。

でもなんか、この話の主人公の女はそういうことしそうなタイプ。

3 thoughts on “不機嫌な果実”

  1. 私はその昔恋人と喧嘩して「どうしたら許してくれる?」って言うから「思いっきり殴りたい」って言ったの。
    その人を殴りたいって言うより思いっきり人を殴るって言う行為をしてみたくて。
    意外と(?)爽快だったよ。

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  2. 思い切りって、1回?気のすむまで?
    1回だと、気負ってかすったとき、「もう1回やらせて!」ってなるね。

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