最近、トロントのウーバーもやっと寄り合いサービスを始めて、そっちのほうがさらに安いから、よく使ってるけど、だいたい私が利用する時間は遅いから、ウーバープールを呼んでも客は私一人だった。
で、昨日夕方6時というラッシュアワー時に使ったら、先に客が2人乗っていて、私が最後の客だった。みんなでおしゃべりしていたら、「アンタの名前はきょうこって言うんだね」と後部座席の男が言うので、「何で知ってるの?」と聞くと、ウーバーのアプリに私の名前が出てる、という。同乗の客の名前が全員出ているらしい。
自分のスマホでそれを確認しようと思ったけど、カバンを4つも持っていたので、スマホ見つからず。
しょうがないので、「ちょっと、私の名前を知っているなら、そっちの名前も教えてよ」と前部座席から威嚇すると、「エリック」と名乗ってくれた。後でスマホで履歴を見たけど、別に同乗者の記録は残ってなかった。よかった。
まあ、プロファイルに本名使ってるけど、それは運転手にしか見えないんだと思ってたわー。いやだわー。プロファイル写真には顔出ししてないからヨカッタ。でも名前は出しておかないと、ウーバーの運転手のほうが私を見つけられないからなー。ハンドルネームでもいいけど、自分が忘れちゃうしなぁ。
AGOの前からフロント&チャーチまでで5ドルちょっと。カバン4つ持って地下鉄はありえない。しかも地下鉄は3ドル25セント。普通のタクシーに乗って同じ場所にやってきた相方は15ドル払ったらしい。もう、集まった先では、大人4人で経済について話し合ってしまったよね。
トロントの公共交通機関のTTCが、やっとチャージ式のカードに移行し始めたんだけど、私の最寄りの駅にはまだそのチャージカードが使える改札がない。カードだけが先行していて、改札が後から、というのは一体どういうこと?と不思議で仕方がない。油断していると、トークンはないわ、現金はないわ、で地下鉄に乗れない。そうすると、ますますウーバーに頼らざるをえない。たまにカードが使える改札のある駅に行くと、宝くじに当たったぐらいの嬉しさ。
でもさ、こういう経済?商売?って、みんながクレジットカードを持っているのが前提だよね。シリアから来た難民とかどうするの?と疑問に思っていたら、最近はクレジット履歴のない人でも、利用限度額500ドルぐらいのクレジットカードを割と簡単に作れるらしい。だよな、そうじゃないと、生活しづらいよね。
