読書仲間というのは痒いところに手の届くとても有難い存在。「XXのようなことについて知りたい」と口走ると、「あれは読んだ?」「貸してあげようか?」と的確に囁いてくれる。
久しぶりの白洲正子。一頃好んで読み、彼女の鶴川の自宅(武相荘)にも訪ねていったことがある。別に青山二郎について調べていたわけじゃない。白洲さんと青山さんの周辺にいた「ファムファタル」について知りたかった。
今、若年期に戦争を体験した日本女性についての本を漁っている。ほとんどが女流作家だとか、読者が女性が圧倒的に多いという女性作家が、そういう人について書いている。なんかいいのがあったら教えてくださいませ。
骨董集めというと、やっぱり欲が渦巻いていると思うけど、ビンテージもの集めというと欲の深さも可愛い気がする。自分を慰めているだけなんだけどな。タダの思い込みだろうか。

