三カ月ロンドンに滞在します。まずはロンドンに来るまで。
ミラノ行きは危ぶまれたものの、強行突破で遅れながら到着し教授と合流。そのあとヴェローナを経由して列車でミュンヘンへ。ミュンヘンは思ったより楽しかった。町が整然としていて歩きやすかった。自転車路がかなり整備されていて、自転車に乗っている人も飛ばす人はいるものの攻撃的ではない。ベルをガンガンに鳴らして歩行者を威嚇することの多いトロント市内のサイクリストたちに爪の垢をせんじて飲ませてやりたい。なんだろう、あのミュンヘンの余裕は。EU一の金持ち国の金持ち都市の余裕…?
ミュンヘンの地元の若い子たちが集うバーがホテルの近くにあり、かろうじて英語が話せる医療関係で仕事をしているという女子三名とおしゃべりした。看護士とか医者じゃなくてソーシャルワーカーとか病院受付で働いているらしい。三人のうち二人は喫煙者なのに菜食主義者で、健康に気を配っているのかいないのかわかりづらい矛盾振りが気に入った。私もいろいろ矛盾しているので。
ミュンヘンでものすごく美味しいアイスクリーム屋を発見。毎日2フレーバーずつ試したものの、味が日替わりなため、追いつかない。最終日には教授を連れていき、教授にも2フレーバー食べさせ、二人で合計4フレーバー食べたが、それでも全部網羅できなかった。食事もソーセージばかりでなく、カレーやスープなど美味しいものが多かった。地元産の食材で、おいしくてなるべく健康的な食事を目指す動きは、それなりに他民族が入り混じっていて、教育水準も高くて経済も潤っているところなら、消費してくれる人がたくさんいるから成功するのかも。ロンドンでも食事は意外に美味しい。
さらにミュンヘンでは高校の同級生と再会。さらにその同級生の同僚が私の茶友の同級生だったということが発覚し、驚いた。髪型以外は何も変わっていなかった同級生を見て「三つ子の魂百まで」だなと思った。向こうもそう思っていたと思うが。
ミラノではダビンチの最後の晩餐を見て、教授の仕事に付き合って、ヴェローナでは美味しいワインと食事をしたのは覚えているけど、イタリアでは体調不良でなんだかよく覚えてない。体力と気力が復活したのはミュンヘンからだったな。
ミュンヘンで。こういう民族衣装をあちこちの店で売っていた。オクトーバー・フェスト用?
整然としたミュンヘンからロンドンに入ると喧騒ぶりにちょっと辟易。でもなんだか楽しそう。なんたって初めてのロンドン。グレート・ブリテン。



