日本人の誇り、などなど

仕事で久々の徹夜だった。「締め切りは土曜日の朝」のお達しの後、音信は途絶えたのだから向こうも切羽詰まっているんだろうな、という雰囲気。いくつか送られてきたファイルの中の1つが、最近IPOに漕ぎ着けたCEOと社長の挨拶文だった。ここに至るまでの様子は一部始終仕事を通じて知っていたし、万感胸に迫るものがあった。きっとこれを抱えて投資を呼びかける行脚に出るのかも。

しかし、超夜型の私でも徹夜は堪えるな。頭がぼうっとする。

最近政治活動に熱心な人に「お前に話したって時間の無駄だ」とズバっと目の前で、何の因果か言われた。その人と直接政治の話はしたことはないので、私のアジアの諸事情に関する考えなど知るはずもないため、本当に急いでいて時間を無駄にしたくなかったのだろうか?と頭の中は「???」のハテナマークでいっぱい。しかし、私は人からチャラついている人と思われがちなので、そこから来る誤解かもしれない。でも人としてもうちょっと大事にしたほうがいいことあるんじゃないのかしらん、とも思った次第。

本の貸し借り頻繁な読書仲間の間でこれが回っていたので、まずは「日本人の誇り」を読んでみた。この歴史観は、この間日本帰国中に、靖国神社の遊就館で歴史の説明を読んだときの、ハっとしたことの理由をうまく説明していると思う。遊就館での歴史説明は戊辰戦争から始まっているから。単に幕末の動乱期に死んだ兵士たちも靖国に祀られているから、ということ以上の歴史の流れがそこには説明されていたと思ったので(←ちょっと記憶が曖昧になってきているけど、ハっと思った気持ちは本当)。

ま、だからと言って、全部に同意するわけでもない。やっぱり私はこういうの読んでも、気心の知れた仲間と感想述べ合うのが限界ね。政治の話は静かに風通しのいい中でないと話すの苦手。

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