異常な騒ぎ

これはあたっているかもしれない、と思う。
http://blogs.yahoo.co.jp/miniidea/37778125.html

数年前アメリカでトヨタがプリウスのリコールでバシバシ叩かれて、豊田社長がアメリカ議会の公聴会で謝罪しにアメリカにやってきた。結局、あれは運転者のミスということだった…

あの騒ぎの初期、みんながまだ「ホント?」と思っている頃にプリウスに乗っていた私は、余波を受け、プリウス・ハラスメントにあったものである。ハイウェイに乗っているとなんとなく車間距離を取られたり、心から心配してくれるわけではないことが明らかな「プリウス、大丈夫?売りなよ、でももう売れないかも!」の言葉がうっとおしかったものだ。しかし一方でハイウェイでプリウス同士がすれ違うときには、親指立てて「グッドだよね!」と挨拶したり、アメリカならではの互助精神もあった。

本当にうっとおしかったし、馬鹿馬鹿しいと思い、怨念の炎に包まれた私はリコール対象の部品修理を拒否し、報復措置としてトヨタ自動車株を買った。暴落した価格で。買うときにアメリカのブローカーにまで「やめたほうがいいんじゃないの?」と止められたのに、である。ざまーみろ!アメリカ!というか、あれでこっそりと稼いだアメリカ人は多いはず。

その後、カナダにプリウスを連れてくるときに、「リコールの部品直してないとカナダで車載登録できませんよ」と申し渡され、慌てて修理。あの車の ID 番号で、カナダ・アメリカ国境を越えても調べることができるんだと!ちゃんとリコールの修理してあるかどうかが!

それにあの豊田社長の「涙の謝罪」というのがいかにも日本的で、ラジオ番組で「日本で謝罪とは」という報道があった。アメリカのCEOはあんなふうに謝罪しないから。

話は元に戻り、何かが異常に叩かれているときは、叩いていることの異常さを疑問視したほうがいいと思う。

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