表題はわざと韻を踏んでいるわけではありません。
最初私はチェブラーシカのことはまったく知らず、ネズミだと思っていました。実は猿。しかもオレンジの箱の中にまぎれて南国からうっかりロシアに来てしまったという馬鹿者ですが、とてもかわいいストーリーなのですね。モンチッチに似ていなくもない… そばかすがないだけで。
One of a Kind ショーで私が懇意にしているマトリョーシカばあさんにもスマホで写真を見せると、
「Cheburashka!!!」
とロシア語発音で叫んでいました。「ロシア人なら誰でも知っているわよ、モスクワオリンピックのキャラクターだったのよ」とテンションを揚げていましたが、それは勢い余った結果のホラ。キャラクターだったのは熊のミーシャです。
一番ちびっこのはずのチェブラーシカが看板キャラであるために一番大きい外側のマトリョーシカとなっていて、ワニのグーナが平面なためミュータント・タートルズ似になってしまっているデフォルメ具合がとても素敵。いや、もしかすると耳が横に張り出しているから外側にするしかなかったのかな。
チェブラーシカのおなかに描いてあるのはクリスマスオーナメントかと思っていたら、異国での寂しさを紛らわすために遊んでいた独楽でした。
しかし値段はこのレベルのマトリョーシカとしては高いかもしれない。人気キャラクターなのでコレクター狙いなのでしょうか。私は全然キャラクターグッズは集めていないのですけど。
これはロシアから発送されたのですが本当に私の手元に届くのか心配しておりました。3週間程でちゃんと届きましたが。今まで私の郵便物を紛失したのは、唯一なんと日本の郵便局です(80年代後半の話)。私のハンドメイドグッズを紛失してしまったので文句を言ったところ、郵政大臣の立派な署名入りの記念切手セットが送られてきて、「謝罪するときに威張るなんて…」と憂いを感じたものです。

