ツイッター

サンフランシスコから帰ってきたら、トロントはもう晩秋といった感じで寒い。カリフォルニアの抜けるような青空と眩しい太陽の光に眩惑されてサンフランシスコに帰りたい!などと思っていたら、近年のサンフランシスコ市はスタートアップ企業の誘致に力を入れているせいで家賃が異常に高騰していて、ホームシックもあっさりと吹き飛んでしまいました。目の前が公園でビクトリア様式の家なんて三百万ドルぐらいするよね。

今回は遊びとお茶の稽古が目的で、昼間はホテルの部屋に篭って仕事をしていましたが、ツイッター本社ビルを通りかかったときに「ここで(FBの)チェックインしたら、ツイッターに出張したみたいに見える!」とFBに写真をアップしましたが、ホントに本社ビルの前を通りかかったのだから嘘偽りはない。

丁度昼休みだったのでその本社ビルからぞろぞろと出てくる人たちを見ていたら皆若い!こんな若い人たちが市内の家賃を高騰させているのかぁとジロジロ見てしまいました。ツイッターはIPOの申請を既に提出しているのだけど、来年のIPO時には億万長者がわんさと現れ、さらに住宅・家賃の価格が高騰するのかななどと考え込んでしまいました(つまり、ますます私たちがサンフランシスコに戻りにくくなるということなので)。でも2000年あたりのドットコムブームのときだってそうだったしね。

でもツイッターって何がそんなに「ウリ」なのか、シロウト目には技術的にもなんか革新的なことやってそうにも見えないしと不思議に思います。何かを作って売っているわけではないし、金融工学ほど難しそうでもないし。つぶやきの内容を分析してそのデータを売っているとか?!でも人々や企業が「いちいちつぶやくの面倒だわ」と去ってしまえば、それであっさりおしまいになる商売だし。iTUNEから人々が簡単に去っていくことは考え難いのとは大違い。だからこそなおツイッターの商売は不思議で仕方がなく、考え出すと夜も眠れません。

あ… 今赤字体質みたい…

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