Bejeesus

昨晩遅く教授と Beer Bistro で待ち合わせ。ここのフレンチ・マルティーニは爽やかな甘さで、ビールの気分じゃないときに連れてこられた時や、ビールが苦手な人をここに連れてくるときにお勧めのカクテル。

私たちが常連客だと分かっているバーテンダーがいるときはいろいろ話もできる。夕べはそういう日だったので、フレンチ・マルティーニのレシピを教わったのだけど、最後に「材料混ぜてガンガンにシェイクすると泡が綺麗に出るの」と彼女は言った。その英語が「Then you shake the bejesus of out it」で、私は初めて耳にした言葉が「ベジャス」のように聞こえて「ナンだろう?」と思ったもののスルーしそうになったのだけど、教授が「bejesus を使っている人初めて聞いた!」と意味を教えてくれた。バーテンダーの彼女も「私は罵る言葉を使わないようにしてるんだ」と言う。陶芸やヨガが趣味の彼女はどことなく人とは違う、若いのに若さとはちょっと違う素敵な雰囲気を放っている。

そう、bejesus とは F ワードを避け、感嘆を強調して表現したいときに使う。教授とバーテンダーの彼女と三人で話している間にスマホで検索し、練習を兼ね(?)、その場でビールの写真を撮り bejesus を実際に使ったコメントを書いて FB にアップした。

The bear scared the bejesus out of us.
He said you confused the bejesus out of him
This old lady just completely slapped the bejesus out of him.
That screaming, flaming skull in the closet totally scared the bejesus out of me!

などが用例。でも jesus がその単語の中に入っているからなのか、bejeezus と綴ることもある。Geez も同じように jesus から来ている。ほおー。

Fワードは私も使わないけど、あまりにもそこらじゅうで耳にするので、新鮮味に欠け、ひいてはそれを何のひねりもなくストレートにしか使わない人を見ると(聞くと)、創造性が足りないんじゃないかなどと思ってしまう。使い過ぎでFワードを差し引いたら「言いたいことは俳句のように短いな」と思わせるぐらいの人もいる。それぐらいあちこちに自由自在に挿み込むことができるFワードは柔軟性においては優れているのかもしれないが。

話と関係ないけど、Beer Bistro で「アナタ好みでしょう?」と勧められたビール。アルコール度8%で、色はスタウト並みに濃いけれど、味は軽い。ボトルが 500ml なので1人で飲むにはキツイかな。ほぼ1人で飲んだけど、マルティーニの後に。

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