ようやく落ち着いてきたわーん!
明日からマドリード。「スリが多いから気をつけろ」と忠告する人が後を絶たないし、実際に被害にあった人の話を聞くと手口は巧妙そう。電車の切符も今日やっと予約した。どの電車に乗るか迷ったけど、結局一番暑そうな時間帯に電車の中にいるようにしようと思って、友人お勧めの「AVE」を初体験する予定。スペインの美味しいものを色々食べたい。
先日バーにて知らない言葉を学んだ。
「BAR RAIL」は本来はバーカウンターのことを指すけど、口語的にバーに必須のウォッカ、ジンなどのスピリッツやウィスキーなどの基本中の基本の飲み物を指す。Rail drink などとも言う。
基本はビールバーである Thirsty and Miserable というバーに行ったら、壁に「We have overpriced and ungarnished BAR RAIL」と書いてあった。要は、ビールが専門で申し訳程度に「ウォッカなんかもあるけど、値段は高いし、レモンもライムもなし」というイヤイヤながらも商売上一応出せるという但書きであった。英語では「ungarnished」と書いてあるだけだったので、「どれぐらい何も付いてこないのか」について質問したら、レモン、ライムはもちろんのこと、飾り塩もなく、氷さえも最低限しか入れない、と言っていた。
この店の値段は税込なので他より安い。しかしバーテンダーのお兄さんの暗算力が怪しい。私たち2人分のビール代も「二人合わせて $13.25… かな」と自信がないため小声になる。しかし彼はパンクロックのバンドマンであるらしい。暗算に弱いパンクロッカー。私はこういう店大好きです。店は汚め。
夏の間、近所にあるチャーチ・ストリートは車道の一部を閉鎖して、レストランやカフェがパティオ代わりに店を道に張り出している。人出が多い通りなので、Bloor から Carlton ぐらいまではいつも夜間車両通行止めにすればいいのにと思う。モントリオールのゲイ地区はこの夏歩行者天国になっていて歩いていても楽しかったし。
ゲイ地区らしくピンクでペイントされていてワイワイと人で賑わっているけど、私はこの岩に驚いた。
「こんなところに岩?」と教授に尋ねると、「道に張り出しているパティオに車がぶつからないようにという安全対策だよ。車が突っ込んできてもまずはこの岩にぶつかって車が大破。賢いね」って。
でも岩にぶつからないように反射鏡付きオレンジ色のポールも立っている…

