翻訳代未回収劇にピリオドがもうすぐ打たれそうです。8ヶ月も滞納され7ヶ月目で「パワハラ」行為(大学関係者に頼った)に出た私ですが、このパワハラは「私には権力がない」ことを如実に知らしめました。一応「待たせてごめん料」がプラスです。実際に小切手を手にするまではまだ時間がかかりますが。まあよほどの金欠に陥らない限り、公共機関の仕事はもうしません。事務処理に時間がかかるのは何故なのでしょう?何事も動きが速く、当然ながらコンピューター化されているシリコンバレーの会社と仕事をすることが多い私には理解不能なことばかりです。
しかし… 動きが速いシリコンバレーのクライアント各社に24日から休暇だというお知らせをしたら、「じゃこれ今のうちに」とか24日までに仕事を「渡すから」という予告が来ました。「休暇のお知らせ」はウソついて15日からにしとけばよかったと後悔。何事もバランスが重要です。
そんなパワレスで自転車に呪われた夏を過ごしている私ですが、休暇中の友達のため猫の面倒をみることになっているので、交通渋滞に巻き込まれたりしたくない私は共同自転車を使うことにしました。
同じくダウンタウンど真ん中に住む、2歳児を抱えた働く母である友達が、職場→託児所→家を回るのに「BIXIの年間パスを使ってて超オススメ」とBIXIのFOBキーをちらつかせる(子連れのときは自転車じゃない)。FOBがあればいちいちクレジットカードを財布から取り出さなくて済むし割安になる。そしてスマホにBIXIアプリを入れといて、リアルタイムにBIXI自転車ステーションの場所、残り台数、空きスペースの数をチェックすると便利… などと言うので。
昨日はアチコチ移動しなければならなかったのでBIXIアプリと自転車を24時間利用。慣れてしまえば「乗り捨て」感覚で楽チンだったけど、ハイメンテな人にはハードルの高いシステムなので、BIXIデートってやつを思いついた。これでデートすると相手がハイメンテナンスだとか文句タレな人かどうかがすぐ見分けられると思う。逆に「ハイメンテ」な自分にBIXIデートを押し付ける人がいたら、その場で別れの決心がつくと思う。要は何回か使えば楽だけど初回は面倒だし、共同なだけに想定外のことは起きやすい。タクシーがスイスイ流れているダウンタウンで「何でコレに乗らなきゃだめなの!?」という自分の中の女王様が囁くことでしょう。そんなアナタにはHAILOでさっとタクシー呼びつけるカレがよいでしょう。

クレジットカード挿入して、初回はカード口座を開いたときの電話番号入力。すると、アンロック番号が印刷される。

アンロック番号をこの「1-2-3」のところをピポパと入力して、自転車をグイっと乱暴に引っ張り出す。
返すときは、空きスペースにゴーンと勢いよく突っ込む。2回目使用からはカードを挿入してアンロック番号を新たに印刷する。
でもこのBIXI、トロントでは経営困難極まりなくて大ピンチ。他の都市ではそうでもないみたい。
ま、年間パス97ドルなので買うことにしました。FOBキー早く届かないかなぁ。

