中華づくしの週末

最近週末といってもあんまりゆっくりする時間はなく、というか会社勤めしていれば「スケジュール」というものに沿って月曜から金曜までに仕事を終わらせるというミラクルが起きるのですが、私はスケジュールがないため毎日何かしら仕事をするという「不幸」を背負っています。

それで週末の唯一の私たちの気晴らしが Markham とシェパード イーストでの飲茶レストランの開拓となり、毎週ネットでの事前調査なしにブーンと車で行って店先で客入りとメニューみて飛び込むというギャンブルを繰り返しています。トロント市内もそうですが郊外の中国系の人口の多さに驚きます。だから飲茶レストランも星の数ほどある。中華料理には広東料理、上海料理、北京料理、台湾料理などなどありますが、私はイマイチその区別ができません。私は上海料理が一番好きなような気がする… と思うのですが、それは店の名前に「上海」と書いてあるからです。

飲茶で満腹になったら中国系の「いや、ちょっとこれは…」という小さめのショッピングモールに行き、中国系の老人がフードコートでまどろんでいる様子を見ながらパールティを飲んだりしてデザートタイム。ついでに「これヤバイわぁ…」という中華系ブティック(個人経営)で掘り出しものの服を探して買うのも趣味です。「これの色違いとかない?」なんて質問すると、ヤンキー座りの状態でビニール袋の中から服をより分けて必死で探してくれます。その商魂や商売熱心さに圧倒されつつ、逞しさに感動しつつ、デザインに度肝を抜かれつつというスリリングなショッピングが今大好きかも(トロントに居ながらにしてという意味で)。

最近買ったのはこれ。バルセロナのグエル公園のワンピ。私はプリントものの洋服が大好き。町がプリントされている服はこれが2着目。大満足。しかし塔の位置がですね、やや問題であるということに後から気付いたのですね。

先週見つけたモールには、マカオ&ポルトガル料理の店が入っていて、メニューは全部中国語。マカオがかつてポルトガル領だったことを思い出して「なーるほど!」と思ったのですが、どのあたりがポルトガルの影響なのかはメニューが読めないのでわかりませんでした。それで、ふと中華スイーツのカスタードタルトと、ポルトガルのナタが類似していることを思い出し、もしや!とウィキペディアで調べたら、やはりポルトガルの影響でした。食文化って面白い!

同じモールで見つけた中華系ベーカリーのケーキ。一応何かの顔。多分鳥かな。側面にブルーベリーをぶち込む大雑把さが大胆。美しいスイーツもいいけど、こういうのも見るのは大好き。

4 thoughts on “中華づくしの週末”

  1. バルセロナの公園プリントのワンピースドレス、
    “塔の位置が問題”であることに気付いた、って
    可笑しい!!
    いいのよ、んなもん気付かなくって!
    ポルトガル料理の影響か?と思うものに、
    ご飯をグラタン皿に入れてその上にお肉乗っけて
    ソース掛けて焼く「Baked なんちゃら」シリーズが
    ありますね、港式餐店に。美味。

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  2. これ読んでからカスタードが食べたくなって、さっき歩いて1分のブラジルベーカリーで買って帰ってきました。ポルトギーズタウンに住んでるので実はこれが一番手軽に買いにいける甘いお菓子なのに、ポルトガル語でなんと言うかは知りませんでした。
    私も塔の位置が云々に笑ってしまいましたが、空がすごく青くて素敵なワンピースではないですか。これからも宝探し続けてください。

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