クラフトショーに行き知人のブースで立話しているとき、これいらないから読んで!読み終わったら捨てて!という成り行きでもらった本。
そ、そう…? じゃ貰おうかな、と言っている先から、「これは男の妄想だから」と熟女たちにクギをさされ…
確かに、「オーマーエー!」といちいち腹立たしくなりました。なのでかなりの斜め読み&飛ばし読みで「サヨナラ!」しました。これを読みたい人は連絡ください。本、あげます。
どことなく「マディソン郡の橋」だとか「錦繍」などに似たノリでして。なぜか、このような話には淑女の存在が必須ですのね。フィリップ・ロスも男の妄想を描くのは好きだとは思いますが(ウッディ・アレンの映画なんかもそうですが)、東西問わず、男のテーマなのでしょうか…?
まあもともと私は辻仁成ファンでもなく(むしろ苦手)。もう何年も前のことですが、フィレンツェのドゥオモが眺められる高台にいた私が目にした日本人観光客の波の理由が辻仁成であったのを知り、ものすごく驚いたことを思い出しました。

