Stitches West で買ったイサガーの糸でキャプレットを編みました。アルパカメリノとシルクもヘアの2本引き合わせ。なわ編みのバリエーションがいろいろあるので面倒といえば面倒ですが、輪に編んでいくので比較的簡単。そもそもキャプレットを編みたいと思ったのはスヌードよりもこれをコートの上から被ったら可愛いかも!と思ったからなのですが、編みあがったらもうこんなものを着用する季節ではなくなっていました。
編図は数年前の毛糸だまから。全ページ、スタイリングがヤバイ号だったので、きっとこの編図(デザイン)をあの毛糸で編んだら可愛くなるはず!なんて、ものすごく想像力を働かせながら編むのがスリルでした。これもニットの醍醐味ですね。
あと、以前はからし色が好きではなかったのに、黄色ブームが私に訪れて以来、黄色の延長上には「からし色」が必然的にあるため、ものすごく好きになりました。
これを編んでいるうちに気温が一週間のうちに10℃から1℃の間で激しく変動。うららかな春と雪の日が交互にやってくるかんじでした。トロントに引越して、季節の変わり目がこんな激動を経てやってくるということを知りました。難産の末生まれてくる赤ちゃんのようです。
ちなみにまだ油断は禁物らしく、庭に花を植えるのも「霜が降りる危険が絶対にないといえるのは5月半ば以降だな」なんて言われました。私は5月半ばまで待てないので4月後半から始めますが。

