東京プリズン、面白南極料理人

隙間時間にこれも読んだ。


これは映画を先に見て、本も読んでみましょう、ということで。これを読むと南極で食べることばかり考えていたかのような錯覚に。とても楽しい話だった。本だとイカツイ料理人を想像するけど、映画だと堺雅人だからな。


こちらはもっと重い内容。時空間を行ったり来たりの上に、ある個体に別の人間が入ったりするのでややこしいですが、何より扱っているテーマが難しい… 昭和天皇の戦争責任についてだから。

ストーリーの設定にもなっているけど、海外生活を経て実は日本をあまり知らないことを知る、というのは海外生活経験者ならたぶん誰でも大なり小なり体験がありますよね。丁度この本を読み終えてから広島に行き、教授に明治維新(横浜にも行ったしさ)から第二次世界大戦終結までの歴史について質問されて大変でした。太平洋戦争のことはあまり知らなかったらしく、興味深いのだそうで… で、広島の後に行った横浜で、とある頭脳明晰で日本大好きなガイジンが、教授にわかりやすく日本近代史の説明をしていました。まーさーに、「東京プリズン」状態の私でした。

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