女子は忙しい/文学における女子

年末とあってみなさん忙しいですよね。

先週はクラフトフェアとポンポンワークショップと、いつもの仕事と新しい仕事と、各種忘年会と、クリスマスギフトのパッキング&郵送。忙しかったのですが、それぞれにいろんな女性と出会う機会となり、子育て中の母も、仕事をする女も年末は忙しいのだな、と身に沁みました。

ポンポンワークショップでは、「この90分しか落ち着いて手芸ができない」と1分も無駄にすることなく手を動かしおしゃべりをして、自分の時間を大切にするママさんたちに感心しました。それにママさん同士の情報交換というのも盛んで互助精神に溢れているのにも感心。

クラフトフェアでは、子育て中で就職というのはできないけど、隙間時間に何かを手作りしてそれを売るというのならできるから、今はそれに集中している、というママさんにも出会いました。

新しい仕事はある研究のために日本語の論文を口頭で英語で要約するというものですが、私が接した人たちはみな女性で、しかも妊娠中、子育て中の研究者。私の契約に関する話をするのに、昼間は時間がないというので、「子供をお風呂に入れてから電話していい?」と夜8時過ぎに電話で用を済ませました。「ごめんね、昼間だけじゃ追いつかないから夜いつも子供をお風呂に入れてから仕事してるの」と。私もフリーなので変な時間帯に仕事しているので平気です。気にしないで。

そんな中、映画「ヴィヨンの妻」を無料鑑賞できる機会があったので、松たかこが演じる「放蕩詩人の妻」がダメダメな夫を捨てずに生命力たっぷりに生きていく様子がなんとなく理解できました。なんとなくですが。

話がどんどん変わりますが、ダメ男を支える女とか、四人姉妹、三人姉妹など、ある立場の女は文学ネタになるけれど、それを男に置き換えると文学にならない、という設定ありますよね。男三兄弟といえば「三本の矢」、「三匹の仔豚」など人生教訓めいたものは思い浮かびますが。不思議でございます。

Leave a comment